ショッピングセンター/4月既存店売上4.8%増、ゴールデンウィークで好調

2024年05月24日 15:16 / 月次

日本ショッピングセンター協会が5月24日に発表した4月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比4.8%増だった。

月度 総合 テナント キーテナント
7月 12.4%増 13.8%増 7.6%増
8月 12.2%増 13.4%増 7.7%増
9月 7.5%増 8.1%増 5.5%増
10月 5.0%増 5.2%増 4.0%増
11月 8.9%増 10.5%増 3.5%増
12月 4.6%増 5.3%増 2.2%増
1月 5.1%増 5.9%増 1.9%増
2月 9.8%増 11.0%増 5.4%増
3月 7.4%増 7.6%増 6.5%増
4月 4.8%増 5.3%増 2.8%増

前年に比べて休日が1日少なかったものの、月後半からの気温上昇による季節商材の稼働や、ゴールデンウィークに伴う旅行客、帰省客の来館により、前年を上回っている。

立地別にみると、中心地域は総合で7.7%増、周辺地域は3.4%増。なかでも中心地域・大都市がインバウンド客などの来館により好調だった。

業種別にみると、「ファッション」は、月後半からの気温上昇により、春物商材だけでなく夏物商材も稼働。「雑貨・化粧品」は、気温上昇やゴールデンウィークの外出需要により、紫外線対策や冷感アイテムなどが好調だった。「飲食」は、国内外旅行客や近隣イベント参加客の来館、歓迎会などのグループ利用が好調で、館の売上をけん引している。

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