スーパーマーケット/1月の既存店売上3.7%増、米・青果が高騰
2025年02月21日 15:26 / 月次
オール日本スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、全国スーパーマーケット協会は2月21日、スーパーマーケット販売統計調査1月実績(速報版)を発表した(集計企業270社)。
<1月実績>
部門 | 前年同期比 | |
全店 | 既存店 | |
総売上高 | 4.8%増 | 3.7%増 |
食品合計 | 5.2%増 | 4.0%増 |
非食品 | 0.3%増 | 0.3%増 |
その他 | 4.7%増 | 3.1%増 |
売上高は、1兆487億5248万円(既存店前年同期比3.7%増)となった。うち食品合計は9687億5845万円(4.0%増)、非食品569億8726万円(0.3%増)、その他230億719万円(3.1%増)だった。
食品合計のうち、生鮮3部門合計3706億3096万円(4.0%増)、内訳は青果1542億3503万円(9.1%増)、水産923億6513万円(1.2%増)、畜産1240億3080万円(0.3%増)となった。
総菜は1141億1569万円(4.8%増)、日配は2100億439万円(2.4%増)、一般食品は2740億742万円(4.9%増)となっている。
青果と米の価格高騰もあり、全店・既存店ともに売上高が23カ月連続前年越えとなった。
加盟各社では、初売り、特売日は好調なものの、引き続き節約志向による買い上げ点数の伸び悩みが続いているという。
青果の高騰により、もやしや工場で生産した野菜、野菜・果実ジュース、冷凍野菜などの需要が高まっている。
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