ファミマ/5月、既存店売上高45カ月連続の前年越え

2025年06月10日 17:02 / 月次

ファミリーマートが発表した5月の月次営業報告によると、既存店売上高は前年同月比2.9%増、客数0.1%増、客単価2.8%増となった。全店売上高は4.5%増だった。

<5月の売上状況>

既存店 売上高 2.9%増
客数 0.1%増
客単価 2.8%増
全店 売上高 4.5%増

カード・チケットの影響を除いた既存店日商は前年比2.8%増と前年を上回り、45カ月連続で前年超えを達成した。日商、客数、客単価と主要3指標ともに前年超えとなり、堅調なパフォーマンスを示している。

中食では、おむすび・デザート・カウンターFFを中心に売上が好調。おむすびは、海苔なしおむすびの拡大や有名野球選手とのクーポン施策が奏功し、引き続き高い水準を維持している。デザートは、人気紅茶ブランドとのコラボ商品が好評を博し、前年を上回る成果となった。カウンターFFは、新発売の「ファミチキねぎ塩味」や、「ファミチキ祭り」等の施策が奏功。売上をけん引した。

中食以外では、菓子・冷凍食品・日用品等が販売をけん引。菓子は、人気キャラクターとのコラボ施策や紅茶の新商品が話題を集め、前年を大きく上回る実績となった。冷凍食品は、冷凍中華麺の新商品発売等、オリジナル商品の「ファミマル」を中心とした商品や販売促進が好評で、売上に貢献している。日用品は、PB衣料「コンビニエンスウェア」が好調に推移し、売上の押上げにつながった。

また、店舗の売場拡張施策として、コンテナ状設備を外付けし店舗の増床を行う「アポロ計画」では、ボリュームニーズに対応することで、店舗の売上拡大に寄与しているという。拡充売場商品の売上増加を目指し、増床店舗数を順次拡大していく。

ファミマ 決算/2月期事業利益1.5%増、来期は50億円増の900億円を目指す

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