ショッピングセンター/6月既存店売上1.8%増、気温上昇で夏物・冷感商材が好調
2025年07月25日 15:51 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が7月25日に発表した6月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比1.8%増だった。
月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
1月 | 4.9%増 | 5.1%増 | 4.2%増 |
2月 | 1.2%増 | 1.2%増 | 1.2%増 |
3月 | 2.8%増 | 3.1%増 | 1.7%増 |
4月 | 2.3%増 | 2.7%増 | 0.8%増 |
5月 | 3.7%増 | 5.1%増 | 0.9%減 |
6月 | 1.8%増 | 2.1%増 | 0.6%増 |
月の平均気温が統計開始以来最も高くなるなど、全国的に気温が上昇したことで、夏物衣料や冷感アイテムなどの季節商材が稼働し、売上につながった。
立地別にみると、中心地域は総合で前年同月比伸長率3.0%増、周辺地域は1.2%増。中心地域はセールなど館の販促施策が奏功した。周辺地域はテナント入れ替えの効果があったSCが好調だったという。
業種別にみると、「ファッション」は気温の上昇に伴い夏物衣料や機能性衣料が好調。「雑貨、その他物販」はキャラクター雑貨や季節商材が良く売れている。「飲食」は猛暑により冷たいメニューや夏限定メニューが稼働した。
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