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ベイシアがテクノロジー活用策で講演/2月9日開催

2018年01月10日 13:03 / セミナー

流通経済研究所は2月9日、「流通・マーケティングの改革に向けた新しい視点」をテーマに有識者および成果を収めている実務家が、販売力や収益性を高める上での、取り組み視点について講演を「流通大会2018」3日目(A会場)に開催する。

マーケットのボリューム拡大を見込みづらい中、流通事業者にとっては既存の顧客・マーケットにおける需要創造の視点が問われる環境にある。

人手不足が慢性化する中、生産性を同時に高めていくことも求められており、ベイシア、ウエルシア薬局での取り組みなどについて紹介する。

■開催概要
開催日時:2月9日(金)
会場:ベルサール九段 (東京都千代田区 九段北1-8-10 住友不動産九段ビル)
※地下鉄・九段下駅下車
http://www.bellesalle.co.jp/room/bs_kudan/access.html
参加対象・小売業、卸売業、メーカーのトップマネジメントおよび経営幹部
・上記業界の経営企画、営業企画、商品開発の担当者
・生産者団体、流通団体の関係者
参加費:1名につき(いずれも昼食代を含む)、2月9日(金):47,000円(税込50,760円)

■詳細・申し込み
http://www.dei.or.jp/ryutsu_fes/schedule.php#day03

■プログラム
9:30~10:45
「ショッパーの購買や選択を後押しする――押さえておきたい『消費者心理』のポイント」
買い物場面などでの、人による認識や選択、意思決定には一定の傾向やクセがあります(深層心理に基づくもの)。実店舗での販売活動においても、消費者心理を踏まえた施策の取り組み余地は小さくありません(比較的、米国やEコマースでは先行する)。
消費者心理の研究に携わる研究員より、深層心理に基づく、認識や選択、意思決定の仕方の特徴について報告するほか、店頭活動への応用について考察します。
流通経済研究所 主任研究員
(ショッパー・マーケティング研究会 担当)
池田 満寿次

11:00~12:15
「米国の流通・小売ビジネスをめぐる注目の動向」
本プログラムでは、米国の流通事情に精通するコンサルタント(現地在住)より、 米国の流通・小売動向をテーマに報告します。米国では、食料品店(グロサリーストア)とレストランをかけ合わせた「グローサラント」と呼ばれる新業態が支持を広げたり、Amazonの伸長が小売業の戦略にも影響を及ぼすなど、日本の流通にとっても示唆が少なくありません。米国現地でのトレンドや注目すべきポイントについて解説します。
アジアマーケットブリッジ 代表/
流通経済研究所 北米地域リプレゼンタティブ(現地在住)
包山 慶見 氏

12:15~13:15 昼食休憩(弁当を用意)

13:15~14:35
「オギノが取り組むスマホアプリによる顧客接点の構築とFSPデータ活用の新しい取り組み(仮題)」
主婦層にもスマートフォン(スマホ)が浸透し、販促情報などを知らせるコミュニケーションツールとしての 期待が高まっています。大手スーパーやドラッグストアなどの間でもスマホアプリの提供開始を通じ、 マーケティングに活用する動きが広がっています。
FSPデータの活用に定評がある有力SM・オギノ(山梨)においても、今年度からスマホアプリを通じた顧客とのコミュニケーションを本格スタートしました。
今回はFSP施策に携わる担当者より、スマホアプリを通じた営業強化や、FSPデータと連動した取り組みなどについてお話いただく予定です。
オギノ 
営業企画室FSP担当 渡邊 拓馬氏
博報堂プロダクツ 
ダイレクトマーケティング事業本部
チーフデータベースマーケティングディレクター
望月 洋志氏

14:50~16:05
「ウエルシアが推進する、データ活用と既存店強化の取り組み(仮題)」
大手ドラッグストアのウエルシア薬局は、共通ポイント「Tポイント」を2014年に本格導入して以降、ポイントを基軸とした販促・営業活動を通じて、利用者の支持を広げてきました。ポイント販促のほか、近年は利用者データの分析などを通じ、既存店強化に向けたマーケティングにも力を入れています。
本プログラムでは、Tポイントの活用・分析を通じて、ウエルシア薬局のマーケティング支援を担うウエルシアリテールソリューション・小関氏に登壇いただき、Tポイントを基軸としたマーケティングの考え方や取り組みについてお話いただきます。
ウエルシア薬局 取締役/
ウエルシアリテールソリューション 
代表取締役
小関 聡氏

16:20~17:30
「ベイシアグループのテクノロジー活用を通じた生産性向上の取り組み」
流通業界では人手不足問題がクローズアップされており、各社が生産性向上に向けた取り組みを強化しています。ローコスト経営に定評のあるベイシアグループでは、以前より「商業の工業化」を掲げ、業務効率の改善や、業務そのものの変革に取り組んでいます。今回は、ベイシア流通技術研究所の重田憲司所長より、テクノロジーを活用した業務改善、生産性向上の事例をお話いただきます。
ベイシア 
執行役員 流通技術研究所 所長
重田 憲司氏

■問い合わせ
流通経済研究所
「流通大会2018事務局」 
担当:池田、高橋、中田
東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル10F
TEL:03-5213-4531(代)

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