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小売・物流・決済から見るアリババ、テンセント、京東の戦略セミナー/3月8・13日開催

流通経済研究所は3月8日、「ネットとリアルから見る中国流通の今」【第2回】リアル市場への影響力を増す中国ネット企業の躍進~小売・物流・決済から見るアリババ、テンセント、京東の戦略~をテーマにセミナーを開催する。

中国のEC化率は2017年にすでに19.6%にのぼり、アリババ、テンセント、京東が代表する中国のネット企業は、リアル市場へのインパクトをますます強めている。

一方、ECの発展とともに、中国は宅配便取扱量やオンライン決済額において、世界最大規模に成長しています。需要の拡大や莫大な投資資金などを背景に、無人倉庫、ドローン、配達ロボット、無人店舗などで、無人化技術の開発や実用化が活発に行われている。

セミナーでは、ネット大手3社のアリババ、テンセント、京東に注目し、小売の業界再編、新業態開発、物流強化、決済強化、無人店舗開発といった5つ側面での動きを通して、いまの中国のEC・小売市場では何か起こっているのか、そしてどこに向かおうとしているのかを整理し、解説する。

■開催概要
日時:3月8日(木)、13日(火) 14:00~17:30
両日とも定員30名で、同じ内容の報告する。
会場:流通経済研究所会議室(東京都千代田区九段南4-8-21)
JR線・地下鉄各線 市ヶ谷駅より徒歩2分
定員:30名
参加費:1名28,000円(税別)
参加対象:中国市場にご関心のあるメーカー、商社・卸売業、小売業、物流業、EC事業者など

■詳細・申し込み
http://www.dei.or.jp/seminar/seminar_180308.html

■プログラム
時間 内容
14:00~15:15
1. ECのさらなる拡大と小売業の構造的変化
・シェア拡大で勢いを増すECチャネル
社会消費財小売総額の成長減速
ウエイトを拡大し続けるECチャネル
越境ECの拡大と関税引下げ政策の再実施

・小売業態の構造変化
ハイパーマーケットの衰退と小型スーパーの台頭
コンビニエンスストアの急拡大
ネット企業によるリアル小売への浸透拡大

2. ネット企業がリードする小売業界の再編
・アリババの「新小売」戦略の展開
台湾系小売チェーンの大潤発の買収
国有小売グループの百聯との提携
福建省ローカル・チェーンの新華都への資本参加

・テンセントのリアル小売業への浸透
内資系全国チェーンの永輝への資本参加
永輝とカルフール中国への共同出資
湖南省ローカル・チェーンの歩歩高への資本参加
京東、家電量販店の蘇寧と商業不動産開発の万達への共同出資

・京東のリアル小売企業との提携強化
ウォルマートとの提携強化
精肉専門チェーン「銭大?」への資本参加

3. 小売新業態の開発
・「グローサラント」業態の開発
アリババ傘下の「盒馬鮮生」の拡大
永輝による「超級物種」の展開
京東の初の小売事業「7Fresh」の展開

・小型店舗の出店拡大
永輝小型業態「永輝生活」の急拡大
アリババによる「天猫小店」の都市部での展開
京東による「京東便利店」の農村部での展開

15:30~16:30
4. EC企業の物流戦略
・EC物流関連の政策と無人化技術
宅配全体とEC宅配の取扱状況
EC物流への政府の6つの促進政策
ドローン、AGV、配送ロボットなどの物流無人化技術の実用化

・アリババ物流子会社の菜鳥網絡の展開
アリババによる菜鳥網絡への増資と物流投資の拡大
海外企業との提携越境とEC物流の強化
アリババによる物流無人化技術の活用

・京東による物流事業の強化
物流事業の子会社化とS2Bモデルの構築
京東による物流無人化技術の活用
物流大手の順豊との競争拡大

5.「生活」をめぐるモバイル決済の競争激化
・モバイル決済市場の拡大
第三者オンライン決済の規模推移と市場シェア
中央銀行によるオンライン決済への新政策

・アリババの「支付宝」(アリペイ)の拡大
零細小売事業者向けの金融サービスの強化
海外市場の開拓

・テンセントの「微信支付」(ウィーチャートペイ)の急躍進
「小程序(ミニ・プログラム)+微信支付」によるリアル店舗との連携拡大
公共交通、「紅包」(お年玉)をめぐるアリペイとの顧客争奪戦

16:45~17:30
6. 無人店舗開発の活発化
・無人店舗の技術と仕組み
無人店舗の基本形態と仕組み
RFID、顔認証技術などの実用化
先行無人店舗の代表例(Bingo Box、Take Go、F5未来商店など)

・ネット企業の無人店舗開発
アリババの「淘珈琲」(Tao Cafe)と「スマイル」割引
京東の無人超市と無人便利店
テンセントの期間限定無人店舗「We Life」
無人店舗の課題と将来予測

7. 中国の小売業 今後の行方
中国小売業が抱える本質的な課題
リアルに浸透するネット企業の戦略ロジック
中国市場から見えた「新小売」の在り方

※プログラムには若干の変更が生じる可能性がある。

■報告者
流通経済研究所
特任研究員
李 雪

略歴:中国吉林省出身。2005年新潟経営大学経営情報学部卒業。13年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程修了、博士(商学)。早稲田大学商学学術院助手、中京学院大学経営学部専任講師を経て、2015年より現職。
著書・論文:単著『中国消費財メーカーの成長戦略』(文眞堂、2014年)、共著『中国・東南アジアにおける流通・マーケティング革新』(白桃書房、2015年)、共著『中国流通のダイナミズム』(白桃書房、2013年)、「中国流通の最新動向:消費市場の構造転換と小売チェーンの戦略」『流通とシステム』(流通システム開発センター、2016年7月)、「中国における越境ECの進展:政府の促進政策とEC企業の取組みに注目して」『流通情報』(流通経済研究所、2015年11月)、「激変する中国の流通:メーカー、卸、小売に見る流通システムの変化」『流通情報』(流通経済研究所、2014年9月)、「急成長する中国のネットショッピング市場:ネット通販企業の戦略と課題」『流通情報』(流通経済研究所、2013年9月)

■流通経済研究所
担当:中田(なかた)
東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル10階
TEL:03-5213-4533
FAX:03-5276-5457

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