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店舗・売場観察力育成講座/商談・売場・MD改善に生かす力習得6月24日開催

2022年05月30日 14:40 / セミナー

流通経済研究所は6月24日、「店舗・売場観察力育成講座~商談、売場改善・MD改善に活かせる商圏・店舗・売場の見方」を開催する。

<改善に生かせる特徴・課題を読み取る視点を習得>
改善に生かせる特徴・課題を読み取る視点を習得

店舗や商圏、売り場の客観的な観察と理解は、MD改善、売り場改善を行う上での基礎となる活動。メーカー・卸にとって、取引先小売りに対し説得力のあるMD提案や店舗商談を行ううえで、商圏を含めた店舗や売り場の理解が不可欠となっている。

小売業にとっては、顧客に支持されるための価格以外のポイント、新しい「売り方」や魅力的で買いやすい店舗であるための工夫などを探ることも、競合店調査で重要なポイントだ。

同講座では、商圏・店舗・売り場の観察から特徴を理解し、改善点を考えるためのフレームや原則を習得することを目的としている。食品スーパー、ドラッグストアにおける店舗・売り場の見方の習得、特定売り場だけでなく、フロア全体・商圏・立地の視点から店舗・売り場の特長と課題の把握、客観的な売り場理解のためのフレーム・原則の習得などを目指す。

メーカー・卸売業で「売り場を見るための基本的な知識を習得したい」「小売業向け提案に売り場課題を織り込み、説得力を持たせたい」「店舗商談に携わる」担当者、小売業で「売り場視点のMD改善を目指している」「売り場づくり・売り場改善を担当者」といったビジネスパーソンの課題に対応した内容となっている。

■開催概要
開催形式:ライブ6月24日13:00~17:30、オンデマンド配信7月1日~8月12日
受講料:1人につき33,000円(消費税込み36,300円)
申し込み締め切り:7月29日※ライブ配信希望者は6月17日まで
開催方法:ライブ配信はzoomウェビナー、オンデマンド配信はWebブラウザから「流研eラーニングサイト」にアクセス
※ライブ受講者もオンデマンドで確認・復習可能
※オンデマンドのみでも受講可能
※業種により参加をお断りする場合がございます。あらかじめご了承ください

■詳細・申し込みはこちら
https://www.dei.or.jp/school/kouza_uriba

■プログラム(主なトピックス)
1、売場観察の目的と考え方

2、店舗環境の理解
・商圏の範囲と世帯特性
―商圏の範囲
―商圏の特徴を知るには
・立地特性と買い物ニーズ

3、店内全体の見方
・顧客の店内買い物行動とフロアレイアウト
・店舗全体の品ぞろえ特徴の把握
・店内販促のチェックポイント
・定性情報の記録

4、定番売り場の見方
・良い売り場の要件
・店内での位置と客動線のチェック
・売り場の特徴の把握(売り場規模、棚割)
・価格を記録する4つの視点
・品ぞろえの特徴の見方
・定番売り場チェックポイント

5、観察結果の記録と本講座のまとめ
・観察結果のまとめ方とテンプレート例
・携行メモの作成とテンプレート例
・講義内容の振り返り
※パートごとに観察結果を集約するためのテンプレート例を提供

■講師
祝 辰也 流通経済研究所 上席研究員
プロフィール:
・外資系金融サービス会社を経て、1992年流通経済研究所入所
・2003年から2015年まで小売り向けデータサービス会社、市場調査会社に勤務
・2015年4月流通経済研究所に復帰・現職、公開講座の他、個別企業(メーカー、卸、小売り)向け研修を数多く担当
主な研究領域:
・POS・ID-POSデータ分析・活用、ショッパー行動、小売りマーケティング
主な著書・論文:
・「これだけは知っておきたいインストア・マーチャンダイジングの基礎知識」『AJS Network』連載2016年7月~2018年4月
・「シニア・ショッパーに関する10の定説を検証する」『流通情報』2017年1月
・「カテゴリー・マネジメントを成功に導くために1~4」『流通情報』2003年5月~10月(No.407~412)
・『インストア・マーチャンダイジングがわかるできる』ビジネス社、2001年(共著)

■問い合わせ先
流通経済研究所 教育・研修 担当
担当:中田、祝(いわい)
住所:東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル10階
TEL:03-5213-4531
FAX:03-5276-5457

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