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持続可能な物流インフラ構築/「共同輸送コミュニティ」第2期、参加企業募集

2023年07月25日 10:00 / セミナー

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジスはこのほど、物流業界の課題のひとつである共同輸送への取り組みを促進するワークショップ「共同輸送コミュニティ」第2期の開催を決定し、参加者募集を開始すると発表した。

「共同輸送コミュニティ」とは、共同輸送を実現するために必要な情報交換や事例共有を業種の垣根を越えて行う場として、プロロジスが荷主企業などに呼びかけ、昨年第1期を開催したもの。第1期では、プロロジスのカスタマー企業である食品・飲料メーカーや、電化製品メーカー・卸、教育・玩具メーカーなどに勤務する7社8名の実務責任者が参加し、共同輸送の可能性を探った。うち4組の参加企業が、業種を超えて具体的な検討へと進展した。「サプライヤーからの納入一本化」、「倉庫への共同輸送」などのテーマで共同化の可能性を模索している。

第2期は2023年9月から開講を予定し、前回同様月に1度、全6回のワークショップを開催する。共同輸送のスペシャリストを講師に迎え、知識の習得、参加メンバー同士でのディスカッション、企業ごとの課題に合わせた個別フォローなどの機会を提供。さらに、コミュニティの参加中だけでなく、その後も物流の未来について語り合い、切磋琢磨できる人的ネットワークの形成をサポートする。

物流業界にとって喫緊の課題である「物流の2024年問題」やドライバー不足、ESG経営や環境負荷低減について、共同輸送が有効な施策の一つとして注目されている。しかしながら、「共同輸送について企業間で協議する機会がない」「業種や商習慣の異なる企業が当事者間のみで調整を進めることが難しい」など、実現にはさまざまな障壁がある。

プロロジスは、物流企業・荷主企業への「コンサルティングサービス」において各社の物流課題に向き合う中で、共同輸送の推進には中立的・第三者的立場での旗振り役が求められていることを踏まえ「共同輸送コミュニティ」の開催に至った。参加各社の輸送に関する悩みを顕在化・意見交換する場を提供し、高効率な共同輸送を実現するための第一歩を後押しするという。

■募集概要
募集対象:共同輸送実現をめざす製造業ほか荷主企業
募集人数:8名(原則1社1名)
申込締切:8月10日
参加費用:無料
開催期間:2023年9月~2024年2月(月1回・全6回)

■詳細・申込はこちら
https://www.prologis.co.jp/press-releases/230719-2

■ワークショップカリキュラム
第1回 オリエンテーション

第2回 共同輸送マッチング、実践ペアワーク

第3回 講演会1

第4回 第1期コミュニティメンバーとの共同輸送マッチング

第5回 講演会2

第6回 クロージング

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