東京都は、表参道駅最寄りの「都営青山北町アパート」の再開発に伴う事業者の募集を開始した。
都営青山北町アパートは、表参道駅から至近にあり、青山通りから一皮隔てた約4ヘクタールの都営住宅団地。
今後、都営住宅の建替え、高層・集約化によって創出される用地を活かし、周辺エリアと連携したまちづくりを進めることにより、東京の国際競争力の強化に貢献できる、ポテンシャルの高い立地にある。
再開発では、居住推進ゾーンと業商複合ゾーン(沿道一体型開発検討区域)を配置。
業商複合ゾーンでは、クリエイティブ産業の集積を促す質の高いオフィス機能や、にぎわいの核となる商業機能、交流を促す文化教育機能を持つ施設を複合的に配置し、文化・流行の発信に寄与する地域の拠点を整備する。
プロジェクトでは、地域資源を生かし、にぎわい・集客力を創出。ファッション産業集積動向に着目し、最先端の文化・流行の発信拠点を形成する。
2016年度に、都営住宅建替事業の着手、民活事業の事業者公募を開始。2020年度以降に、沿道一体型開発検討区域の事業に着手する予定だ。
プロジェクト概要
所在地:港区北青山3-227-1ほか
対象地区面積:約5.8ha
用途地域:青山通り沿いは商業地域
都営住宅敷地は第一種住居地域
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