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ワタミ/中国本土での外食事業を強化

2016年11月16日 21:06 / 店舗海外経営

ワタミは、中国本土で日本食を中心とした外食事業の展開を強化すると発表した。

グループの海外事業統括会社であるWatami Internationalが、中国大手航空会社、海南航空グループを有する海航集団の一社であるHMV Cultural F&B Group limitedが100%出資する特別目的会社(HMVCFBグループ)と合弁契約を締結した。

合弁契約に基づき新会社を設立し、Watami Internationalの完全子会社である和民餐飲管理(上海)と和民餐飲(深セン)有限公司の株式を新会社に現物出資により移転する。

そのうえで、Watami Internationalは、新会社への出資持分のうち60%をHMVCFBグループに譲渡する株式譲渡契約を締結した。

また、中国本土におけるエリアフランチャイズ契約を締結する。

中国本土においては2005年深セン、2011年上海に事業子会社を設立、業態「和民」など日本食レストランの普及拡大を進めていた。

商品開発力、店舗オペレーションの標準化など日本で培った飲食店経営ノウハウの投入による組織力を背景に、35店(2016年6月末現在)を展開、「和民」は日本食レストランとして現地にも広く知られるブランドとなっている。

しかし、昨今の海外外食事業の事業環境の変化を踏まえ、さらなる事業拡大のうえでは、他社との提携が必要との判断に至り、パートナーを探していた。

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