ワタミ/日本サブウェイ買収、20年で国内3000店舗目指す
2024年10月25日 13:58 / 経営
ワタミは10月25日、日本サブウェイを子会社化した。
日本国内で178店舗、世界で約3万7000店舗(9月時点)を展開する「Subway」事業に参入する。ワタミファームの有機野菜を使用した商品開発、フランチャイズ展開のノウハウの強化、海外進出の促進など、さまざまなシナジーが見込まれることから、マスターフランチャイズ契約の締結と、日本サブウェイの持分取得(子会社化)を決定した。
渡辺美樹会長兼社長CEOは「今後、円安が到来し、インバウンドが増えると予想しており、外国人にとって親しみのある業態を日本で展開するのは強みになる。マクドナルドに対抗できる業態はサブウェイしかないと確信した。サブウェイは小商圏で出店でき、商店街、モール、大学などあらゆる場所に展開できる。まずは10年で国内200店舗の出店を達成し、20年で3000店舗の展開を目指す」と述べた。
取得額は非開示。資金は、金融機関からの借入金を充当予定となる。今回の件が連結業績に与える影響は軽微だと予想しているが、今後、開示すべき事項が生じた場合は速やかに公表するという。
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