ヤオコー/目標年商25億円、「浦和パルコ」に出店
2017年11月22日 20:16 / 店舗
ヤオコーは11月22日、JR浦和駅東口駅前の「浦和PARCO」地下1階に「ヤオコー浦和パルコ店」をオープンした。
駅前ファッションビルへの初出店、パルコ内に初出店となる店舗で、大丸が食品フロアとして運営していた「浦和パルコ」の地下1階に出店した。
目標年商は25億円で、「浦和のお客さまに豊かな食生活を提供するお店」をコンセプトに、大丸を利用していたお客も意識した高価格帯の商品も一部取り入れた。
商圏人口は、1km圏内4万8100人(2万2100世帯)、2km圏内17万3100人(7万8500世帯)、3km圏内36万5200人(16万3200世帯)となっている。
3㎞圏内の人口は、年代別では40歳代がボリュームゾーン、次いで30歳代。世帯構成では単身世帯がボリュームゾーンとなり、次いで2人世帯となっている。
浦和駅西口には、伊勢丹浦和店、イトーヨーカドー浦和店があり、東口にはサミットが出店している。浦和駅周辺は商圏人口が多いこともあり、5km圏では競合店が約100店出店する地域となっている。
店内への出入口は駅前ロータリーに面しているほか、地下駐車場、地下駐輪場とも直結している。
惣菜は、「厚焼玉子」を名物商品へ育成し、主力のプレーンに加えて各種フレーバーを展開する。1本・ハーフ・スライスなど買いやすい商品化を行う。
駅前の店舗特性に合わせ、ランチニーズへの対応や18時以降の出来たて訴求、単身者向けの個食商品の充実を図る。
寿司では、握り寿司を強化し、「デカネタ握り寿司」など、ネタの大きさや素材の味にこだわった商品を提供する。
どんぶり商品は、限定商品を加えて品揃えを充実させ、海鮮具材などを豊富に使用した選べる売場づくりを行う。
ベーカリーは、サンドイッチを強化し、世界チャンピオン監修のイタリアパン「チャバタ」を使用した「チャバタサンド」や、個食商品を拡充する。
イートインコーナーでは、カフェラテやアイスクリーム、パウンドケーキなどを充実させ、憩いの場として地域一番の「カフェ」づくりをする。
日配食品では、ヨーグルト・プレーンヨーグルトを中心としたデザート、油揚げなどを強化カテゴリーに設定し、原料や味にこだわった商品を品そろえする。
ドライ食品では、豊富なスパイス売場と、専門性の高い輸入菓子売場により、多様なニーズに応える。
酒は、ワインを強化し、直輸入ワインや国産ワインを豊富に取り揃えるほか、クッキングサポートコーナーを活用し、食事+ワインの食卓を提案する。
出店により、店舗数は埼玉86店、千葉28店、群馬15店、東京10店、神奈川7店、茨城7店、栃木5店の計158店になった。
店舗概要
所在地:埼玉県さいたま市浦和区東高砂町11-10(浦和PARCO内)
TEL:048-811-2011(代表)
延床面積:約3300m2
店舗面積:約2300m2
営業時間:10時~21時
休業日:年間2日(館に準ずる)
従業員:正社員18人、パートナー・ヘルパー・アルバイト140人(延べ人数)
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。