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ミッドタウン日比谷/レクサス新業態など成熟した大人向け商業施設に

2017年12月01日 15:00 / 店舗

三井不動産は2018年3月29日、「東京ミッドタウン日比谷」をオープンする。

<東京ミッドタウン日比谷>
東京ミッドタウン日比谷

東京ミッドタウン日比谷は、地上35階、地下4階、延床面積約18万9000m2のオフィス・商業施設などから構成される大規模複合開発。

<オフィス・商業施設などから構成される大規模複合施設>
オフィス・商業施設などから構成される大規模複合施設

商業施設は、地下1階~6階、店舗面積1万8000m2、 60店舗をラインアップ。1~3階は主に店舗・レストラン、4~5階は11スクリーン約2300席のシネマコンプレックス「TOHOシネマズ 日比谷」、6階はレストランなどで構成される。

日本初進出5店舗、商業施設初出店14店舗、新業態22店舗をそろえ、成熟した大人が楽しめる質の高いテナントを集結させた。

「劇場空間都市」をデザインコンセプトとし、芸術・文化・エンターテイメントの聖地である日比谷にふさわしい、大人の魅力にあふれた明るく華やかな空間を創出する。

<豊蔵英介・東京ミッドタウン日比谷事業室長>
豊蔵英介・東京ミッドタウン日比谷事業室長

11月30日行われた先行体験会で、同社の豊蔵英介・東京ミッドタウン日比谷事業室長は、「先進的な60店舗を集めた商業施設、イノベーションを生むオフィスフロアなど合わせ、交流を生み出す施設にしたい。買い物、食事だけでなく、訪れた人が心豊かになる施設を目指す。周辺施設、ホテル、公園と連携したエンターテイメント性あるイベントも仕掛けていく」と説明。

<菊永義人・事業推進グループ長>
菊永義人・事業推進グループ長

アーバン事業部の菊永義人・事業推進グループ長は、商業施設について、「日比谷の歴史、現在、未来を体現し、ハレの日の非日常感を具現化する、多様性ある店舗を集めた。年齢にとらわれない、本当に良いものを知っている、精神的に成熟した『マイインド成熟層』をターゲットとしている」としている。

地下のアーケードは、地下鉄日比谷駅直結の都心型フードアーケードとして、博多の老舗和菓子店「鈴懸」、東京初出店の「住吉酒販」などが出店。BAKEがのカスタードアップルパイの店「RINGO」といった洋風スイーツも楽しめる。

<カスタードアップルパイの店「RINGO」>
カスタードアップルパイの店「RINGO」

アーケードのデザインは、かつて日比谷を代表するビルだった「三信ビルディング」をモチーフに、モダンな雰囲気を再現し、街の記憶を継承している。

1階は、プレミアムライフゾーンと位置づけ、レクサスのブランド体験型施設や日本初上陸のレストラン「ブヴェット」、イセタンミラー16店目にして最大級の店舗など、大人の良質なライフスタイルをかなえる店が出店する。

<レクサスの魅力を体験できる新店舗>
レクサスの魅力を体験できる新店舗

レクサスの魅力を体験できる新店舗「LEXUS MEETS…」は、単なるディーラーにとどまらず、三越伊勢丹と共同でセレクトしたライフスタイル雑貨を扱うブティック「STEER AND RING」、席数100以上そろえたカフェ「THE SPINDLE」、三越伊勢丹トランジットが手掛けるカフェを併設。

レクサス国内営業部の谷貝友隆・企画室長は、「多くの大人が集まり、立ち寄りやすい日比谷に出店することで、お客様をお待ちするだけでなく、自分たちから出ていき、レクサスの魅力を知っていただく。開発陣もお客様とコミュニケーションすることを考えています。ブティックやカフェを設置することで、ライフスタイルの一環としてのレクサスを紹介します」と説明している。

<イセタン ミラー史上最大級の店舗も開店>
イセタン ミラー史上最大級の店舗も開店

イセタン ミラー史上最大級の店舗も開店。国内外のラグジュアリーコスメ約40を集めたセレクトショップで、「欲しいときに・好きなように・欲しいモノだけ買える」をコンセプトに、百貨店の対面販売と違い、ドラッグストアのように手に取ってラグジュアリーコスメを吟味できる。

670m2(標準店舗の約5倍)面積の広さを生かし、従来のメイクアップ商品に加え、スキンケア商品も充実。幅広い商品知識を持つイセタン ミラーガールが、顧客にぴったりのコスメを紹介する。

他の店舗にはない、シャンプー・ブローのサービス、シックパッド、ヤーマンなど美に関する機器を紹介する美をトータルでプロデュースするショップインショップも登場する。

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