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三菱地所/東京駅前常盤橋プロジェクト着工、大規模複合ビル建設

2018年02月20日 19:46 / 店舗

三菱地所は2月20日、東京駅日本橋口前で開発中の「東京駅前常盤橋プロジェクト(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業)」の施行者として、A棟新築工事の起工式(安全祈願祭)を行った。竣工は2021年4月末を予定する。

<A 棟鳥瞰イメージパース/日本橋方面から>
A 棟鳥瞰イメージパース/日本橋方面から

プロジェクトは、国家戦略特別区域の認定事業として、街区内の都心の重要インフラの機能を維持更新しながら10年超の事業期間をかけて段階的に開発を進める計画です。

今回、着工するA棟は、呉服橋交差点に面した街区南東に位置し、地上40階、高さ212m、延床面積約146,000㎡のオフィス・店舗からなる複合ビルとなり、東京メトロ東西線大手町駅コンコースと直結予定だ。

約8,000人の就業者が見込まれるA棟では、時間や場所にとらわれない、これからの時代の「働く」を発信するシンボルタワーとして、新たな価値が生み出される空間整備と、時間の価値と自由度を高めるICTサービスを本格導入する。

就業者がつながり、新しい「働く」がうまれるカフェテリアなどの共用サービススペースを設置。

約8,000人の就業者が集うコミュニケーションハブとして、全オフィスフロアからダイレクトにアクセス可能な3階と8階に、就業者の共用サービススペースを拡充整備する。

特に、3階では「働く」を支える毎日の「食」をテーマに、健康をサポートしながら、ランチタイム以外の就業者間のコミュニケーションを促進する共用カフェテリアやイベント・ミーティングスペース等、新しいスタイルのワークプレイスを提供する。

<全体開業時の大規模広場イメージパース/東京駅日本橋口側から>
全体開業時の大規模広場イメージパース/東京駅日本橋口側から

2027年度街区全体竣工時に整備予定の約7,000㎡の大規模広場のうち、約3,000㎡を先行整備し、A棟竣工にあわせて供用を開始する。

先行整備する広場では、東京駅前に日常的なにぎわいと憩いのシーンを創出するとともに、災害対策・環境負荷低減に向けた先進的な取り組みをする。

サービスの導入にあたっては、三菱地所の新本社オフィスを活用し、「実証実験型」×「外部協業型」のプロセスをより一層強化して、「オープンイノベーション」を加速・推進する。

<全体開業時の街区全体イメージパース/東京駅丸の内側から>
全体開業時の街区全体イメージパース/東京駅丸の内側から

高さ約390mのB棟完成を以て、プロジェクトが全体開業する2027年度に向け、ビジネスや観光をはじめとした多様な機能を集積させ、世界中から人が集うTOKYOの新たなシンボルとなる魅力あふれるまちづくりを実現するという。

高さ390mのB棟については、2023年着工までの期間を活用し、頂部都市観光施設や大規模カンファレンス・ホール等の導入をはじめとする多機能集積の検討を、引き続き進める。

<常盤橋 ゴジラ ギャラリー>
常盤橋 ゴジラ ギャラリー

第1弾として、A棟新築工事仮囲いに、東宝の協力を得て、長さ約140mの「常盤橋 ゴジラ ギャラリー」(歴代ゴジラ作品ポスターや本プロジェクトも登場した映画「シン・ゴジラ」の劇中カットなど)を掲出し公開している。

<事業概要>

■東京駅前常盤橋プロジェクト
http://www.mec.co.jp/tokiwabashi/

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