近鉄百貨店/地域共創型の百貨店目指す、第1弾奈良店コンセプトショップ
2018年03月09日 11:20 / 店舗
近鉄百貨店は3月14日、奈良店地階食品フロアに、奈良の新たな魅力を生み出し発信するコンセプトショップ「大和路」をオープンする。
地域社会とも共に成長・発展する地域共創型の百貨店として、地域商社事業の取組みを開始。
地域商社事業とは、地域生産者の生産・加工から販売までを一括プロデュースし、地域産品のブランド化支援さらに地域産品の販路開拓・販売促進支援を行う。地域生産者の収益を増やし、地域が生み出す価値向上・活性化を図る取組み。
地域商社事業に取組む最初の地域として、独自の歴史・文化・風土を持つ奈良県を選定した。歴史ある古都奈良ならではの魅力を地元奈良店・他店舗・ECサイトなどを通じて地域内外に広く発信する。
「大和路」では、奈良の蔵元30蔵の清酒をそろえた。店内には試飲カウンターを設け、有料でお酒にあう料理とともに奈良酒を楽しめる。
清酒をはじめ、奈良漬、調味料、乾物、和洋菓子、嗜好品など、奈良の逸品を常時100種類以上ラインアップ。
週がわりや曜日ごとにおすすめの商品や限定スイーツなどを販売。生産者自らが、店頭に立ち試食販売をすることも計画している。
また、奈良県内の自治体や生産者と連携して2018年秋頃までに奈良の新たな魅力となる商品開発を行い、奈良店「大和路」にて商品の発表・販売する予定。
今後、三重・和歌山など関西広域に事業エリアを拡大する。
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