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ファミリーマート/日販の子会社と包括提携、書店一体型店舗を出店

2018年08月01日 17:20 / 店舗

ファミリーマートは8月1日、日本出版販売の100%子会社で全国のグループ書店を統括するNICリテールズと、書店一体型店舗の出店など新業態の展開に向けた包括提携契約を締結したと発表した。

8月2日、佐賀県小城市に、契約に基づく第1号店として、日本出版販売グループである積文館書店との一体型店「ファミリーマート積文館書店三日月店」をオープンする。

<ファミリーマート積文館書店三日月店>
ファミリーマート積文館書店三日月店

既存の「積文館書店佐賀三日月店」を、ファミリーマートとの一体型店舗として改装したもの。

コンビニエンスストア(CVS)エリアと、書籍の販売を行う書店エリアの間仕切りがなく、レジも集約化することで、お客の利便性を高めた。

従来のCVSの商品力(中食・サービス)・利便性機能と、書店の情報・文化発信機能を兼ね備え、くつろぎの空間と演出を持って地域のお客に、より便利で豊かな生活を提案する。

米飯類などの中食や挽きたてコーヒー「FAMIMA CAFE」のほか、ATM・コピー・宅配便・公共料金などのサービス機能が充実されることで、今までの書店にはない利便性を提供する。

書籍と親和性の高い「無印良品」のゴンドラを8台展開し、「楽しさ」を加えた売場づくりを行う。

月刊誌・週刊誌、文芸書・実用書・ビジネス書のほか、かねてから支持されていた児童書の品ぞろえを強化した。

さらに、営業時間を24時間に拡大して、お客により便利に利用できるようにした。

<店舗レイアウト>
店舗レイアウト

CVSエリアには、イートインスペース(11席)を設け、購入した中食などをその場で食べることができる。

書店エリアには、カフェスペース(18席)を設けた。カフェスペースは、主導線から外すことで、くつろぎながらゆっくりと本を吟味していただけるようにした。

あわせて、書棚のエンド(端)にはチェアを配置し、ちょっと本を選ぶのに便利な工夫も行った。

かねてから強化している児童書のお客向けに、新たにキッズスペースを設けた。

店舗概要
店舗名:ファミリーマート積文館書店三日月店
所在地:佐賀県小城市三日月町長神田2356
営業時間:24時間
売場面積:約530m2(内訳)CVSエリア約200m2、書店エリア約330m2
店舗面積:約560m2
商品アイテム数:コンビニエンスストア約3,000種類、書店約8万冊
駐車場:合計28台
主な設備:イートインコーナー11席、カフェコーナー18席、キッズスペース

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