ワークマン/「WORKMAN Plus」広島に2店同時出店、目標年商3億円

2019年03月11日 16:20 / 店舗

ワークマンは3月21日、中国地方初の「WORKMAN Plus」となる9号店「広島温品店」と10号店「広島海田店」をオープンする。

<「WORKMAN Plus」店舗イメージ>
「WORKMAN Plus」店舗イメージ

「WORKMAN Plus」は関東で5店舗、九州で3店舗展開しており、中国地方はそれに続く3番目の出店になる。「温品店」は新店、「海田店」は既存店を全面改装した。

「WORKMAN Plus」は2019年3月末で全国12店体制で、2019年9月までに累計38店、2020年3月までに累計68店になる見込み。

広島地区のワークマン既存店は、販売金額に占めるアウトドアウェア比率が全国トップクラスで、一般客が急増しているため売上成長率でも全国平均を大幅に上回っている。

「WORKMAN Plus」効果で、防寒製品のピークであった12月の前年比の既存店売上は、広島県で39%増(全国は33%増)も伸長した。

今回の開店前にTVCMと、大量のチラシ配布で県下での「WORKMAN Plus」ブランドの浸透を図る。

両店は、標準店よりも売場面積が1.5倍あり駐車場も広いため、年間の売上目標は3億円としている。

<アウトドア専門店のようなディスプレイ>
アウトドア専門店のようなディスプレイ

マネキンとスポットライトを多用し、アウトドア・ブランド専門店のようなディスプレイとなっている。

取り扱い製品は1700アイテム。

両店は、アウトドアウェアとワークウェアの2つの売場を持つ複合店だが、ワークウェアはカジュアル化が進んでいて、両売場の境界をなくしている。

一般客には70%が自分の売場に見え、技能労働者には90%が自分の売場に見えるスタイルを採用した。

平日の朝夕が技能労働者、昼と休日は一般客が主になる。2つの客層が時間で使い分ける「二毛作」的な店舗を目指す。

共通製品を販売するため、「WORKMAN Plus」両店の出店効果で県下既存店の売上も大きく伸長する見込み。

関西地区全店の102店舗では「WORKMAN Plus」に近づける部分改装を行ったが、広島県下でも結果を見て、全面改装と部分改装を進める予定。

同社では、アウトドアウェアの「FieldCore(フィールドコア)」、スポーツウェアの「Find-Out(ファインドアウト)」、レインスーツの「AEGIS(イージス)」の3ブランドの2019年3月期の販売額は、120億円になる。

全てを季節の半ばで売り切っているため、2020年3月期は280億円生産する。

プロ顧客向けブランドの「WORKMAN BEST」や「ICE ASSIST」などの製品の一部は、一般客がアウトドア用として購入しているため、一般客向け製品の来期売上予想は330億円を超える。

4000億円の低価格アウトドアウェアの潜在市場で、来期は8%強のシェアを獲得することになる。

■WORKMAN Plus 広島温品店
所在地:広島県広島市東区温品7-18-4 秀和ビル1階

■WORKMAN Plus 広島海田店
所在地:広島県安芸郡海田町蟹原1-4-67

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