ビオセボン/イートイン併設の10号店「小田急藤沢店」1800品目充実
2019年03月22日 16:00 / 店舗
ビオセボン・ジャパンは3月22日、神奈川県藤沢市に日本10号店となる「小田急藤沢店」をオープンした。
同店は、同日リニューアルオープンした「ODAKYU湘南GATE」に2階に出店。
「ODAKYU湘南GATE」は、旧・小田急百貨店藤沢店を改装し、若い世代を呼び込むため、60の専門店と化粧品・食品の百貨店2フロアが組み合わさった商業施設にリモデルした。小田急線・江ノ電の改札に直結した利便性の高い立地にある。
3月20日行われた施設内覧会で、小田急電鉄リテール戦略部では「2階は駅改札と直結し、新施設の顔になるフロアでもあることから、湘南スタイル&カフェをテーマに改装。ナチュラルなイメージ、食物販を強化している。若い世代に人気のオーガニックスーパーのビオセボンをテナントに迎えることで、ライフスタイルにこだわりのある若年層を呼び込む」と説明した。
野菜・果物、肉・魚、デイリー、ワイン、グロッサリー、デリ、化粧品、日用品、ベビー用品など1800品目をとりそろえた。内農産物200品目となる。
施設内覧会で、ビオセボン・ジャパンの岡田尚也社長は「日常使いできるオーガニックスーパーを目指している。提携先の農家などと、質にも値段にもこだわった商品開発に取り組んでいる。既存店では、国産グローサリーのほか、ベビー用品など非食品が伸びている」とコメントしている。
農産物では、「7種のスティック野菜」「バーニャカウダセット」などメニュー提案した商品もラインアップ。
また、北海道産の有機JAS認証を受けた冷凍牛肉を販売している。
牛を一頭買いするため、さまざまな部位の肉を無駄なく提供している。
200円程度と手に取りやすい価格のパン、デリも用意している。
日本進出当時、中食文化が日本ほどフランスで普及していないため、本国ではデリの取扱いがなかった。日本では、日本のスーパーになじんだ消費者に買いやすい商品を提供するため、1号店からデリを提供しており、既存店では売上構成比の20%を占めている。
ビオセボンでは外国人顧客も多いため、大豆ミートなど現在注目のヴィーガン対応食品もそろえている。
植物性ミルクも、豆乳以外にアーモンド、ライス、ヘンプミルクなどを購入できる。
フランスのパリでも人気の「ココナツヨーグルト」は、125g入りで税別598円と高価だが、既存店で人気のため、小田急藤沢店でも導入した。
既存店でも人気のドライフルーツの量り売りも実施している。
■ビオセボン小田急藤沢店
住所:神奈川県藤沢市南藤沢21-1 ODAKYU 湘南 GATE2階
TEL:0466-52-8625
営業時間:10時~20時
店舗面積:145.45m2
駐車場:あり(小田急駐車場)
取扱商品:野菜・果物、肉・魚、デイリー、ワイン、グロッサリー、デリ、化粧品、日用品、ベビー用品
イートインスペース:8席
その他設備:無料Wi-Fi・電源コンセント
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