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ビオセボン/武蔵小杉に神奈川の旗艦店「ペットボトル回収機」導入

2020年10月13日 14:40 / 店舗

ビオセボン・ジャパンは11月6日、「ビオセボン武蔵小杉店」をオープンする。

神奈川県内の旗艦店として、武蔵小杉駅徒歩2分の複合施設「Kosugi 3rd Avenue」に出店するもの。

ビオセボンの目指す「地球環境にやさしいお店」の強化店舗と位置付け、国内初事例となるドネーション参加型ペットボトル回収機、デリカインストアの使い捨てプラスチック削減などに取り組む。

また、有機野菜とビオセボンで人気のデリを盛り合わせたイートイン限定ランチプレート(税別980円、ドリンク付き1080円)を販売。洗える食器での提供により、使い捨てプラスチック資材の削減につなげる。

さらに、ビオセボン全店で人気のドライフルーツ、チョコレート、グラノーラなどの量り売りコーナー、パームオイル不使用&FSC認証を取得したペーパーパッケージのオーガニックソープ、プラスチックを使用しないドイツ生まれの歯間ブラシなどがそろう。

寄付先が選べるドネーション参加型ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」は寺岡精工が開発。顧客が「ボトルスカッシュ」の投入画面をタッチすると、寄付先として、日本赤十字社、世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)の3団体が表示され、寄付先を選択後、ペットボトルを回収口に投入することで寄付ができるもの。

ビオセボンでは、ペットボトル1本につき1円の寄付として集計し、年1回、各団体へ寄付を実施する予定。寄付先を選択せずにペットボトルリサイクルに参加することも可能となっている。

<資源を循環させるリサイクルスキーム>
資源を循環させるリサイクルスキーム

回収されたペットボトルは、エフピコのリサイクル工場で原料化の後、シート・成形され、再生容器として、ビオセボンの店舗で一部のデリカ容器と使用される。

各企業と連携を図り、資源を循環させるリサイクルスキームを提案し、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現へとコーディネートした。再生容器を使用することで従来の使用資材に比べ約30%のCO2排出量の削減に貢献できるという。

このペットボトル回収機は麻布十番店(東京都港区)にも採用された。

■ビオセボン武蔵小杉店
所在地:神奈川県川崎市中原区小杉町3-600 Kosugi 3rd Avenue1階
営業時間:9時~22時
売場面積:約324.73m2
イートインスペース:8席

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