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ヤオコー/埼玉・ビバモール蕨に出店、初年度売上目標35億円

2021年03月12日 16:10 / 店舗

ヤオコーは3月17日、埼玉県蕨市に「ヤオコー蕨錦町店」をオープンする。

<ヤオコー蕨錦町店>
ヤオコー蕨錦町店

西側約0.8kmにJR 埼京線「戸田駅」、東側約1.2kmにJR 京浜東北線「蕨駅」が位置するビバモール蕨への出店。路線バスも通っており、交通アクセスに便利な立地で、2km圏内の人口密度は1万5000人以上と高く、人口・世帯数ともに増加傾向だという。

年齢構成は、30~59歳がボリュームゾーンとなっており、特に20歳代の人口の割合が県全体より高く、若い世代が多く居住するエリア。1km圏内には、単身と2人世帯合わせて過半数を占めており、埼玉県平均に比べ高い。

商圏人口は1㎞4万2000人(2万1000世帯)、3㎞圏内35万7000人(18万世帯)、5㎞圏内94万人(46万3000世帯)。

精肉・鮮魚でしゃぶしゃぶ提案、惣菜は弁当を強化

精肉は、様々な用途で利用できる牛ブロック、しゃぶしゃぶカテゴリーを強化。特に和牛モモ肉を部位別で豊富に取り揃え、メニューの幅が広がる提案で差別化を図る。

平台で大型パックコーナーを展開することで、見て・選べて楽しい売場を目指す。

鮮魚は、近海魚をバラエティー豊富に品揃えし、刺身としてだけではなく、しゃぶしゃぶ、サラダ、カルパッチョなど、幅広い食べ方を提案。週末を中心に単品盛りバイキングを実施することで選べる楽しさを提供する。

野菜は、特設平台を中心に、圧倒的な「鮮度」と「値頃」を打ち出す。

栄養価・汎用性ともに高いきのこを年間を通して売り込み、おいしい食べ方も紹介。果実は、輸入果物を豊富に品揃えする。花は、「発見と驚きのあるお花屋さん」を目指し、旬・季節が一目でわかる売場展開、果実を合わせた花ギフトを用意する。

惣菜は、弁当の品揃えを強化し、選べて楽しい売場を提案。一番のおすすめは、店内でスライスしたローストビーフを使用した丼ぶり、「シャリアピンソース」と「ねぎ塩」の2種類と握り寿司を展開する。

また、ライブ感ある「鉄板焼SACHI」では、名物商品の鉄板巻上げ厚焼玉子、お好み焼き、焼きそばなど、出来たてを販売する。寿司は、ヤオコーオリジナルの味付けで酢〆した本格鯖棒寿司を中心に、アジ、イワシといった青魚商品を名物化するべく強化する。

インストアベーカリーは、同店限定商品として、生クリームを使用した「あん食パン」を販売。食事パンラインを強化し、こだわりの「発酵バター」「天然酵母」「低温長時間熟成」によるおいしさを訴求するとともに、店内手作りスイーツで差別化していく。

「チーズとワインのある楽しい食卓」を提案

日配食品は、デザート・おやつ需要を取り込むべく、ヤオコーオリジナルの「watashino sweets」を中心に、生菓子及びヨーグルトカテゴリーを強化する。豊富なナチュラルチーズの品揃えで、日常普段のちょっとしたおつまみからハレの日に至るまで「チーズとワインのある楽しい食卓」を提案する。

ドライ食品では、専用調味料を拡充。クッキングサポートと連動し、ベーシックからハイグレードまで、食材に合わせて様々なメニューを紹介する。

酒は、ナチュラルチーズの提案と合わせて、特に直輸入ワインを強化する予定だ。

同店の開店により、店舗数は埼玉県92店舗、千葉県30店舗、群馬県16店舗、東京都11店舗、神奈川県8店舗、茨城県7店舗、栃木県5店舗の計169店舗になる。

■ヤオコー蕨錦町店
住所:埼玉県蕨市錦町1-12-1
TEL:048-430-4811
FAX:048-430-4813
店舗面積:2607m2(ヤオコー売場面積)
延床面積:3856m2(ヤオコー床面積)
営業時間:9時~21時45分
休業日:1月1日、1月2日、他1日
年間売上:初年度35億円 (予定)
駐車台数:1239台 (駐輪場615台) ※商業施設全体
従業員:正社員28人、パートナー・ヘルパー・アルバイト165人(延べ人数)
アクセス:(徒歩)JR埼京線「戸田駅」東口から徒歩12分(約800m)または、JR京浜東北線「蕨
駅」西口から徒歩18分(約1.2km)
(バス)蕨駅西口から桜橋通り行き「錦町1丁目東」下車(停留所から約86m)または、戸田
公園駅西口からボートコース入口行き「蕨警察署南」下車(停留所から約189m)

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