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NTT都市開発/(仮称)京町堀一丁目計画を新築着工

2021年06月09日 14:55 / 店舗

NTT都市開発は6月9日、大阪市西区で開発を進めている「(仮称)京町堀一丁目計画」について、新築工事に着手したと発表した。計画建物は地上13階、延床面積約1万600m2、客室数191室のホテルで、2023年夏の開業を予定している。

<完成予想パース>
完成予想パース

計画地周辺の京町堀エリアは、古くから商人が市場を開き庶民の町として栄え、大阪の発展に貢献してきた場所となっている。現在では個性豊かな店舗が集積しており、今もなお活気のある賑わいを感じることができる。

その中でも計画地は四つ橋筋に面し、京町堀特有の賑わいと、近接する靭公園の落ち着きを併せ持つ場所であり、大阪メトロ四つ橋線「肥後橋駅」や御堂筋線「淀屋橋駅」からのアクセスも良く、観光やビジネスにおいて高い利便性がある。

プロジェクトは「ここから、いろどる。ここから、めぐる。」を開発コンセプトに、ホテルを起点とした賑わいにより、まちに新たな、いろどりを加え、京町堀・四つ橋筋の更なる魅力向上に貢献するととともに、観光・ビジネスなど多様な目的を持った人々を受け入れ、大阪各所をめぐる拠点を創る。

計画建物は、低層部に2層吹抜けのロビー・レストランを配置し、ガラスカーテンウォールから内部の雰囲気があふれ出ることにより四つ橋筋の賑わいを向上させる。そのほか、ミーティングルーム・フィットネスジムを設け、訪れるお客のさまざまなニーズに対応する空間・サービスを提供する。

大阪は日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催や統合型リゾート(IR)誘致により国際的なエンターテインメント都市としての発展を目指している。プロジェクトを通じて、大阪市の中心部である計画地周辺エリアの魅力を世界に発信できるよう、「大阪都心の顔」としての都市空間の創造に貢献したいという。

<計画地>
計画地

■計画概要
事業名称:(仮称)京町堀一丁目計画
所在地:大阪市西区京町堀一丁目110番他
敷地面積:約1200m2
延床面積:約1万600m2
主要用途:ホテル
構造形式:S造(鉄骨造)
規模:地上13階
ホテル客室:191室(予定)
着工:2021年5月
竣工:2023年1月(予定)
開業:2023年夏(予定)
事業主:NTT都市開発
設計監理:錢高組一級建築士事務所、アパ アソシエイツ
施工:錢高組

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