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NTT東日本/渋谷地下街にAIカフェ、地方の逸品の体験機会を提供

2021年06月14日 16:10 / 店舗

コネクテッドコマースは7月1日、NTT東日本の最先端技術とタイアップしたAI Cafe「AZLM CONNECTED CAFE(エイゼットエルエム・コネクテッド・カフェ) 渋谷地下街店」を渋谷スクランブル交差点下の商店街、「しぶちか」にオープンする。

<渋谷地下街にAIカフェ>
渋谷地下街にAIカフェ

「AZLM」とは、「From A to Z , Live Marketing」の頭文字を引用。あらゆる商品をライブでマーケティングできる未来型のCafeを意味している。店内では、バリスタによるスペシャリティコーヒーをはじめとしたオリジナルドリンクや軽食の販売に加え、約300点の展示スペースに全国の逸品をディスプレイし、見て、触って、試せる機会を提供する。

NTT東日本は、プロジェクトを通じて、地域特産品などのICTを活用した新しいマーケティング戦略を創出し、地方の生産者と都市の消費者を結ぶ新たな商流の開拓を行う。

NTT東日本が、店舗ICT環境の構築、セキュア環境下でのデータ解析、AI技術基盤を提供。店内の人流、来店者などの展示商品への興味関心といった店内行動データを匿名化した上で購買傾向等を解析し、コグニティブデータとして「JOIN member」(出展者)へフィードバックする。「JOIN member」は、これらのデータを商品開発、販売戦略の立案などに活用することが可能となる。

<店内行動データや購入情報を解析>
店内行動データや購入情報を解析

店内には、約300点のディスプレイスペース(幅25cm×奥行15cm×高さ20cm/1スペース)を設置。出展料として月額税込3万3000円で、月間歩行通行量約50万人を想定する渋谷地下街中央通り沿いで商品などをアピールすることができる。

国内TOPクラスのバリスタが監修したスペシャリティコーヒーを99円、日本に20台あまりしかないラ・マルゾッコ社の最新・最上級エスプレッソマシンを使ったオリジナルドリンクを111円で提供するなど、仕事や買物の帰りに気軽に立ち寄れる店づくりを行う。同店を皮切りに、直営、フランチャイズ展開を含めて、2031年までには全国2000店の出店を目指す。

直営店である渋谷地下街を皮切りに、百貨店、駅ビル、電鉄系のデベロッパーなど、商空間を保有している事業者などへ向けてフランチャイズ展開を進めて行く予定だ。

また、Amazon Payを活用した完全キャッシュレス決済、Amazon Alexaによる音声注文、タブレットを使用したリモート接客、パーソナルロボットを利用した案内、ECサイトと連動した展示品の販売などを通し、リアルとデジタルを融合した新たな日常空間を作る。

<地方の逸品をAI活用し渋谷でアピール>
地方の逸品をAI活用し渋谷でアピール

■AZLM CONNECTED CAFE 渋谷地下街店
住所:東京都渋谷区道玄坂2-2-1 渋谷地下街
運営:コネクテッドコマース
https://azlm.jp/

■ICT技術の利活用についての問い合わせ先
NTT東日本 経営企画部 営業戦略推進室
担当:篠原・田中
ntteast-azlm-toiawase@east.ntt.co.jp

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