アーバンネット札幌リンクタワー／オフィス・商業・ホテルの複合施設、26年6月完成へ
2024年12月13日 14:54 ／ 店舗
NTT都市開発は12月12日、旧北海道放送本社跡地で再開発している物件名を「アーバンネット札幌リンクタワー」（札幌市中央区）に決定したと発表した。
＜アーバンネット札幌リンクタワー＞
地上26階・地下2階で、オフィス・ホテル・店舗・インキュベーションオフィスの複合施設となる。完成は2026年6月を予定している。
＜物件の構成＞
多様な機能を備え、ワーカーや観光客、地域住民などさまざまな人々が「リンク」し、交流・共創することで新しい価値が生まれることを願い、名称を決定したという。
なお、当初2024年2月完成を計画していたが、2023年に施工不良と各種計測記録の虚偽報告が発覚。工期を延長していた。
また、NTTアーバンソリューションズグループが掲げる環境負荷低減の取り組みスローガン「Green Future with US」 にもとづき、環境に配慮した不動産開発に積極的に取り組んでいる。同物件でも、「ZEB Oriented」（オフィス部分）認証を取得した。
「CASBEE札幌Aランクを達成し、同物件における使用電力を再生可能エネルギー由来実質100％とする。これら取り組みにより、2024年3月に札幌市で3件目となる「ゼロカーボン推進ビル」の認定を受けた。
＜周辺地図＞
■アーバンネット札幌リンクタワー
所在地：北海道札幌市中央区北一条西5-1-4（地番）
敷地面積：約4606m2
延床面積：約6万908m2
ホテル部分面積：約1万5102m2
建物高さ：約110.9m
構造：鉄骨造／鉄骨鉄筋コンクリート、制震構造
規模：地上26階、地下2階、塔屋1階
用途：事務所、ホテル、店舗、駐車場（136台、機械式立体駐車場）
交通：地下鉄大通駅徒歩6分、JR札幌駅徒歩10分
事業主：NTT都市開発設計
設計：久米設計
施工：大成建設
着工：2021年10月
完工：2026年6月（予定）
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