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三井不動産/11月「ららぽーと堺」開業、合同求人説明会開始

2022年06月01日 17:00 / 店舗

三井不動産は6月1日、大阪府堺市美原区にて開発を推進中のリージョナル型ショッピングセンターの施設名称を「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」に決定した。開業は2022年11月を予定している。

<三井ショッピングパーク ららぽーと堺>
三井ショッピングパーク ららぽーと堺

関西エリア4施設目の「ららぽーと」となる施設で、SDGsやESG投資などへの注目が高まる中、年間消費エネルギー量が大幅に削減された築物に与えられる「ZEB Oriented(物販等)」認証を大規模商業施設として国内で初めて取得した、環境に配慮した商業施設となる。堺市と美原区における都市拠点と南河内地域、奈良県中部の交流結節拠点としての役割を担い、建物内には地域連携を図ったイベントを実施できるスペースを設ける。

また、施設では、従業員に向けた各種施策にも積極的に取り組み、デザインと利便性にこだわった従業員休憩室など、より働きやすい環境を整える予定だ。加えて店舗の従業員採用支援のため、「ららぽーと堺 採用センター」(業務委託先:アイデム)を立ち上げ、6月22日から各店舗の求人募集を、合同求人説明会の形式で順次、実施する。

テナント構成は、ファミリー層をメインに、シニア・ヤング層まで幅広い世代が楽しめる多彩な店舗・サービスを提供するため、さまざまなファッション、雑貨、飲食、エンターテインメント、サービスなど話題性の高い約210店舗をバラエティ豊かに取りそろえる。今回、その中から186店舗を先行して発表した。先行発表以外の店舗と各店舗の詳細は、2022年8月頃に発表する予定だ。

<店内イメージ>
店内イメージ

今回、圧倒的な品質感と豊富な品揃え、良心的な価格で人気のロピアが出店するほか、SC初出店となる大阪の名店「麺や 福はら」や「讃岐うどん 白庵」が出店する。また、南大阪初出店の「エッグスンシングス」、「日本橋 天丼 金子半之助」、関西最大級の規模を誇る「くら寿司」などバラエティ豊かな人気店を誘致した。暮らしを彩る書籍やインテリア雑貨として、毎日の生活を豊かにする「TSUTAYA BOOKSTORE」や、「a.depeche」「CRASH GATE」「Standard Products」「Francfranc」「リビングハウス」など多彩なインテリア雑貨ショップを集積する。

さらに、洗練された高感度セレクトショップや海外ファッションブランドが複数出店する。LACOSTE、TOMMY HILFIGER、Calvin Klein、GELATO PIQUEなどが出店する。体験型エンターテインメント空間として、絵本の世界を楽しめる「しまぐるランド」、親子で楽しめるアミューズメントパークの「namco」、動物と触れ合える「Moff animal cafe」など、さまざまな体験型店舗を集めた。

施設は、大阪の南北をつなぐ主要幹線道路である国道309号に接道し、阪和自動車道の美原北ICならびに美原南ICが至近に位置している。南阪奈道路も使いやすい立地で、広域からでも自動車でのアクセスに優れている。また、公共交通機関のアクセスとしては、近畿日本鉄道南大阪線「河内松原駅」、南海電気鉄道高野線「初芝駅」、大阪市高速電気軌道 御堂筋線「新金岡駅」の各駅から、施設に近接するバスロータリーへのバスの運行がある。

■三井ショッピングパーク ららぽーと堺
所在地:大阪府堺市美原区黒山22番1
敷地面積:約7万4300m2
延床面積:約14万3600m2
(店舗棟約9万200m2、立体駐車場棟約5万3400m2)
店舗面積:約5万6200m2
店舗数:約210店舗
駐車台数:約3050台
交通:南海高野線「北野田」駅約2.5km
阪和自動車道「美原南」IC約1㎞、「美原北」IC約1.5㎞
着工:2021年5月
竣工:2022年9月(予定)
開業:2022年11月(予定)

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