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聘珍樓/破産開始決定、負債総額は3億円超

2022年06月02日 10:00 / 経営

東京商工リサーチは6月2日、聘珍樓(横浜市中区、設立2018年4月、資本金100万円)が同日横浜地裁より破産開始決定を受けたと発表した。

破産管財人には増田尚弁護士が選任された。負債総額は3億円を超える見通しだという。

同社は、1967年7月に設立され、横浜中華街の老舗中華料理店「聘珍樓横濱本店」などを経営していた聘珍樓が源流。同社は、不採算店舗への投資負担などで債務超過に陥り、2016年に平川物産へ商号を変更したのち、2017年3月に負債約25億円を抱え、東京地裁より特別清算開始決定を受けた。

その後、「聘珍樓横濱本店」の経営を同社が継承した。しかし、経営環境は好転せず債務の支払いが滞り、今年3月に5月15日で本店を閉鎖すると発表。こうしたなか、債権者から破産を申し立てられ、今回の措置となった。なお、本店以外は別法人が経営している。

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