ヨークベニマルは2月9日、福島県福島市に「ヨークベニマル瀬上(せのうえ)店」をオープンする。初年度の年商見込みは9億円。
<ヨークベニマル瀬上店>

旧瀬上店は、店舗の老朽化により2022年3月より休業していたが、同じ場所で新たな「ヨークベニマル瀬上店」として生まれ変わる。
商圏1km圏内は人口1万195人・世帯数4674世帯。店舗周辺は、1人・2人世帯が6割を占める。また小・中学校、大学、専門学校もあり、子どもからシニア層まで幅広い世代が住むエリアだという。
コンパクトで買い物しやすい売り場で、「簡便」「個食」「健康」をテーマに品ぞろえの充実を図る。
魚売り場は、刺し身バイキングを提案し、便利な適量サイズの商品を提供する。
肉部門では、普段の食卓 からごちそうメニューまで品ぞろえの幅を広げる。
野菜・果物部門は、家族さまざまな世帯人数に対応できるよう食べ切りサイズのカットフルーツを店内で加工。地元農産物コーナーでは、生産者の協力で、毎日新鮮な野菜がそろう。
総菜売り場は、「安全・安心」で体に優しい商品を中心に取り扱う。弁当などの昼食メニューの充実を図り、普段の食卓を彩るおかずを提案する。すし売場では、生ずし、巻物、海鮮丼など厳選した食材を使った商品を販売する。
店内設備のオール電化により、省エネや環境対策に配慮した店づくりに取り組む。車いすでも利用しやすい駐車場をはじめ、多目的トイレや点字ブロック、出入口へのスロープの設置など、人に優しい店づくりを行う。
発泡スチロールトレー、牛乳パックの分別回収も実施。3月以降、「ペットボトル自動回収機」「古紙回収機」などを併設した「リサイクルステーション」を導入する。
買物かごの自動除菌機を店内に設け、従業員が定期的にかごの消毒を行い、感染症の拡大防止に努める。買い物かごの洗浄には、アルコール・次亜塩素酸・化学薬品を一切使わず、手にやさしい天然素材100%の除菌液を使用するという。
新店舗のオープンで、店舗数は、福島県82店舗、宮城県63店舗、山形県22店舗、栃木県35店舗、茨城県44店舗の合計246店舗(実質稼働は244店舗)体制となり、福島市へは13店舗目の出店となる。
■ヨークベニマル瀬上店
所在地:福島県福島市宮代字天神前4番地
TEL:024-573-4149
売場面積:939m2
構造:鉄骨造・平屋建て
駐車台数:147台
営業時間:9時30分~21時(年中無休)
年商見込み:9億円(初年度)
銀行ATM:1台※セブン銀行、東邦銀行共同利用
従業員数:68人(正社員10人、地元採用者58人)
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