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ローソン/大阪府の無人店舗「パークローソン千里店」でリモート接客

2023年03月30日 11:35 / 店舗

アバター接客サービス「AVACOM」を手掛けるAVITAは3月30日、ローソンが同日「1000RE SCENES(センリシーンズ)」(大阪府豊中市、千里中央公園内)にオープンするセルフレジのみの無人店舗「パークローソン千里店」で、「AVACOM」を通じたリモート接客サービスを提供開始した。

<パークローソン千里店イメージ>

「AVACOM」は、アバターを活用した接客体験のDX推進サービス。アバターによるリモート接客によって、店舗や受付などの無人化・省人化、Webサイトでのオンライン接客(問い合わせ対応やインバウンドセールス)を実現するというもの。

今回オープンする「パークローソン千里店」では、近畿地区のローソンで初めてアバター接客「AVACOM」を導入。リモートによる接客でシニアや子育て中の人、障がいのある人でも制約なく働くことを目指すという。

<リモート接客のイメージ>

ローソンとAVITAは、人手不足や深夜の就労対策としてアバターを活用し、「時間」「場所」「年齢」「性別」「さまざまな障害」などに制約されない新たな働き方や、アフターコロナにおけるリアル店舗での非接触の新しい接客の実現に向けて、2022年9月より協業を開始。その一環として、2022年11月の環境配慮や省人化に取り組む近未来型店舗「グリーンローソン」に続いて、今回の「パークローソン千里店」と、アバター接客サービス「AVACOM」の導入店舗を拡大している。

また、現在セルフレジの普及が加速する一方、操作方法に不慣れな顧客への対応としてスタッフを実店舗に配置しサポートを行う必要があることから、人手不足の解消という問題には課題が残る状況だった。そのような中でアバター接客の導入により、セルフレジの操作方法で困っている顧客をリモートでサポートできるようになり、少人数で複数店舗を対応することも可能になるため、人手不足も解決できるというメリットがある。

2社は今後も、全国のローソンで最適な店舗にサービスを順次展開し、誰もが制約にとらわれることなく働くことのできる機会を創出していく。

■ミニショップ「パークローソン千里店」
オープン日時:2023年3月30日午前9時
所在地:大阪府豊中市新千里東町3丁目9 千里中央公園
営業時間:9時~17時(年末年始は休日予定)
店舗面積:27m2
取扱アイテム数:店内淹れたてコーヒー「MACHI cafe」やおにぎり、サンドイッチなど約300品目

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