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柏高島屋/今秋から15年ぶり刷新、オーケー、ユニクロなど出店

2023年07月26日 11:53 / 店舗

高島屋と東神開発は7月26日、柏高島屋ステーションモール(千葉県柏市)を15年ぶりにリニューアルすると発表した。

<柏高島屋ステーションモール>
柏高島屋ステーションモール
※左から本館、S館、新館

柏高島屋ステーションモールは、1973年の「高島屋柏店」開業を皮切りに、1979年には専門店ビル「ローズタウン」がオープン、1992年の全面改装を経て、高島屋柏店を核とした「柏高島屋ステーションモール」となった。2008年には、新館開業に伴う大規模リニューアルを実施し、営業面積5万m2を超える大規模ショッピングセンターとして運営してきた。

コロナ禍を経て、郊外での暮らしに注目が集まるとともに、リアルな体験や交流などデジタルには代替できない価値が再認識されている。

今回のリニューアルでは、新館・S館・本館において、2023年秋から2024年秋にかけて、新店舗の導入など順次展開していく。

<今秋から15年ぶり刷新>
今秋から15年ぶり刷新

S館1階には、2024年春、「高品質・Everyday Low Price」を掲げるディスカウント・スーパーマーケット「オーケー」が登場。2階、フードストリートを拡張し、グロサリー(食品雑貨店)とイートインカテゴリーを新たに設置する。これにより、百貨店と合わせ約6280.98m2となるエリア最大級の一大食品ゾーンとなる。そのほか、2023年秋、柏市最大級の売場面積で「ユニクロ」が出店するなど日常使いしやすい店舗を導入する。

また、2023年夏~秋、「本館」に百貨店機能を集約し、利便性を高める。新館には2024年秋、「ヒト・モノ・コト」が出会う地域のコミュニティーゾーンを新設する。

<2023年秋から2024年秋にかけて刷新>
2023年秋から2024年秋にかけて刷新

■S館フードストリートがパワーアップ

S館1・2階のフードストリートをパワーアップさせる。1階に「オーケー」が出店。2階には現在のS館2階専門店にあるフードストリートの流れをくみ、グロサリーとイートイン中心にデイリーライフを拡充する。

<オーケー店内イメージ>
オーケー

4階は、2024年春、柏に着いたら“とりあえず行く場所”がコンセプトのギャザリングスペースが誕生。駅のコンコースを見下ろす立地に、心地よいカフェや毎日訪れたくなるポップアップスペースがそろう。

9月29日には、幅広い世代からの支持が高いユニクロが5階に出店する。柏市内で最大級の面積により、「ユニクロ」の豊富な商品を取り扱う大型店で、ウィメンズ・メンズ・キッズ・ベビーカスタムオーダーを取り扱う。

<ユニクロ店舗イメージ>
ユニクロ

6階は、2023年9月に出産準備から、子どもの学び・遊びをサポートするベビー・キッズフロアに刷新する。シンクシンク(知育ゲーム)、マールマール(ベビー雑貨)、ショパン(こども服)を新規導入。コンサルティングサロンを新設し、子育てや準備に関する相談会・体験会を定期開催する。子どもが楽しみながら学べる遊びの仕掛け、おもちゃ売場などファミリーニーズに対応する。

本館は、百貨店機能を集約。特に3階は、2023年10月、百貨店の顔となる「新しさ」「楽しさ」を追求したアイテム編集平場へ
リニューアルする。

イイナ(韓国コスメ)、ミラー ハリス(フレグランス)、ヒポポタマス(オーガニックタオル)などが新規に出店。幅広い世代が楽しめる雑貨(シーズン雑貨、フレグランス、ボディーケアグッズ、ホームアイテム、韓国コスメなど)、地元のいいものを編集して展開する。

4・5階は、2023年9月に買いまわりやすさがさらに向上した婦人服フロアとして生まれ変わる。時代を反映したコンフォートブランドを導入した婦人肌着売場をはじめ、マタニティ、ジュニア、スポーツ衣料、ビューティーサロン(まつげエクステ・ネイルケア)がそろう。

婦人肌着売場では専門フィッターによるカウンセリング測定サービスなどのイベントも適宜開催し、体形変化によるサイズオーダー需要の高まりにも対応する。

6階は、2023年9月、ゴルフゾーンと紳士雑貨売場を一新。人気ブランドのエリア初展開をはじめ、試打室を利用したイベントなどを用意したゴルフセレクトショップを新設する。

紳士雑貨売場では、トレンドや素材・技術にこだわりのあるバッグ・シューズのほか、ライフスタイルに応える趣味性の高いアイテムのポップアップショップも展開予定だ。

さらに、新館10・11階は、2024年秋、東神開発では初めての試みとして、「柏の人の居場所」をコンセプトに、顧客や地域との新たなエンゲージメントを創出する拠点となる「コミュニティースペース」を創出する。

<コミュニティスペースを新設>
コミュニティスペースを新設

駅直結という立地を生かした「リアルな場所」として、柏の生活者が自らのノウハウや思いを発信したり、ここに来ることでヒト・モノ・コトと出会ったり、つながることができるような場と企画を提案するという。

■柏高島屋ステーションモール
所在地:千葉県柏市末広町1-1
TEL:04-7148-2222
https://www.takashimaya.co.jp/kashiwa/stemo/

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