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ローソン/ローソン銀行ATMの新型機を全国店舗に導入へ

2024年01月26日 10:34 / 店舗

ローソンは1月26日、ローソン銀行ATMの新型機を5店舗に導入したと発表した。

<車いす利用者もアクセスしやすい筐体>
車いす利用者もアクセスしやすい筐体

2018年9月のローソン銀行開業以来、ローソン銀行がATMの新型機を開発・導入するのは今回が初めて。今後、順次全国の店舗で新型機に入れ替えていく。

新型機の開発では、「私たちは、“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」というグループ理念に基づき、「やりたいことが、素早く簡単に」「誰もが便利に利用できる」「安心して取引ができる」「ATMに愛着が湧く」の4つの価値体験を顧客に提供することを目指した。

「やりたいことが、素早く簡単に」を実現する機能として、新型機ではNFC(近距離無線通信技術)を搭載。QRコード決済、バーコード決済などのコード決済アプリ、非接触カードへの現金でのチャージを可能とすることで、キャッシュレス決済の進展に伴って増加するチャージニーズに対応する。

「安心して取引ができる」機能としては、画面位置とシェード形状の工夫や、テンキー・紙幣口を手元に集約することで周辺から見えにくくした。

シンプルでローソン店舗と親和性の高いデザインで「ATMに愛着」をもってもらえるデザインを目指したという。

「誰もが便利に利用できる」よう、ユニバーサルデザイン視点を踏まえた筐体(きょうたい)デザインにより、新型機はNPO法人カラーユニバーサルデザイン機構によるカラーユニバーサルデザイン認証(CUD認証)を取得。車いす利用者にもアクセスしやすい筐体の形状とし、タッチパネルのレイアウトも使いやすい操作エリアとした。

なお、新型機は7月から流通予定の新券にも対応している。

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