ファミレス/23年12月既存店すかいらーく13.0%増、サイゼリヤ23.4%増
2024年01月26日 11:03 / 月次
ファミリーレストラン主要4社が発表した2023年12月の月次営業情報によると、既存店売上高は、すかいらーく13.0%増、サイゼリヤ23.4%増、ジョイフル15.5%増、ロイヤルホスト0.5%増だった。
客数は、すかいらーく12.6%増、サイゼリヤ19.9%増、ジョイフル9.0%増、ロイヤルホスト1.5%減となっている。
客単価は、すかいらーく0.3%増、サイゼリヤ2.9%増、ジョイフル5.9%増、ロイヤルホスト2.1%増となった。
既存店売上高前年同月比 | 全店売上高前年同月比 | |
すかいらーく | 13.0%増 | 11.4%増 |
サイゼリヤ | 23.4%増 | 21.8%増 |
ジョイフル | 15.5%増 | 15.8%増 |
ロイヤルホスト | 0.5%増 | – |
■すかいらーくホールディングス(2022年12月期:売上高3037億円)
既存店売上高13.0%増、客数12.6%増、客単価0.3%増、全店売上高11.4%増。
12月は主要ブランドの新グランドメニューや年末年始向けの高単価メニューが好調。消費者が価値を感じられる商品には支払額の増加が許容される傾向で、ずわい蟹フェアが各ブランドで高い販売数を記録した。
バーミヤンでは、本ずわい蟹あんかけチャーハンをプラス299円(税別)で蟹3倍にする有料オプションの選択が多く、客単価アップ。同日開始の新グランドメニューで訴求した黄金比率味噌ラーメンも好調だった。
しゃぶ葉は年末年始向け黒毛和牛食べ放題が好調で、GW対比で販売数は約1.3倍に。夢庵は本ずわい蟹フェアが高単価にもかかわらず高い販売数を記録したほか、10月末導入の新グランドメニューも好評。ジョナサンは14日に導入した本ずわい蟹と海老のドリアやいちごデザートが好調で、客単価に貢献している。
2023年12月度は、新店1店、業態転換10店、リモデル13店。グループ計2976店舗。
■サイゼリヤ(2023年8月期:売上高1832億円)
既存店売上高23.4%増、客数19.9%増、客単価2.9%増。店舗数1030店。
全店売上高21.8%増、客数18.5%増、客単価2.8%増。店舗数1051店。
休業3店舗、閉店2店舗だった。
「テークアウト客数=テークアウト売上高÷イートイン平均客単価」に基づき算出した客数を、テークアウトによる客数として加味している。
■ジョイフル(2023年6月期:売上高590億円)
既存店売上高15.5%増、客数9.0%増、客単価5.9%増。
全店売上高15.8%増、客数9.4%増、客単価5.9%増。
出退店0、店舗数合計562店。
■ロイヤルホールディングス(2022年12月期:外食事業535億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高0.5%増、客数1.5%減、客単価2.1%増。
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