H＆MグループのCOS／青山の旗艦店11／28リニューアルオープン
2024年11月28日 13:36 ／ 店舗
H＆MグループのCOSは11月28日、東京・青山の旗艦店をリニューアルオープンした。
＜COS青山店＞
COSの専属インテリアデザインとサステナビリティの専門チームによって手掛けられ、日本で初めて環境に配慮したコンセプトを採用している。サーキュラーデザイン（循環型エコノミーを実現するデザイン）の理念、革新的な要素と、地域コミュニティのインスピレーションを融合させた空間が特長となっている。
437m2の店内は、日本を代表する彫刻家・三沢厚彦氏が手がけた「真裸（しんら）」の杉材を使用したラウンジチェアとテーブルが設置されている。また、Norm Architects によるモジュール式ソファも配置され、その木製フレームと精緻な継ぎ目の仕上げは、日本の家具メーカー・カリモクの職人技へのオマージュとなっている。
COSのシーズンコレクションが美しくディスプレーされたMOSOによる竹製ワードローブ、ショーケース、Smile Plasticsのリサイクル素材を使用した棚に展示されている。
フロアには、Grassi Pietre（グラッシ・ピエトレ）のテラゾータイルを採用した。
その90％がリサイクル素材で構成されている。Kasthall（カスタール）のハンドタフテッドウールラグは、残糸を使用しオーダーメードで作られている。
さらに、Paper Factorによるオリジナルのパピエマシェと合板を用いたハンドメイドのテーブルも設置されている。
アーティストや職人との交流の輪を広げる取り組みの一環として、店舗では東京出身の抽象画家、iris issen（アイリス・イッセン）氏の作品を展示している。
彼女のキャンバスシリーズは、わびさびの精神を取り入れ、人の身体とランの花びらが織りなす繊細な関係を描き出す。光と質感を巧みに用いることで、静けさとはかなさ、驚きが共存する世界を表現しているという。
■COS青山店
所在地：東京都港区南青山4-21-26
店舗面積：437m2
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