鹿島/札幌大通地区に商業施設「4PLA」25年春オープン
2024年12月16日 15:18 / 店舗
鹿島は12月16日、札幌市中央区にて開発を進めている「(仮称)札幌4丁目プロジェクト新築計画」の商業施設名を「4PLA」(4プラ)、ビル名を「札幌4丁目プレイス」に決定したと発表した。
「札幌4丁目プレイス」は、地下1階から地上3階が商業施設、地上4階から13階がオフィスの複合ビルとなる。2025年春開業予定となっている。
商業施設部分は、「4pla」の愛称で親しまれてきたファッションビル「4丁目プラザ」の歴史を大切にしながら、「新しさ」と「特別感」のある生活を提供したいという思いを大文字表記の「4PLA」と名付けた。
地下1階には、さっぽろ地下街ポールタウンと直結する天井高さ5.5mの大空間に、大通エリアの新たな顔となるような、個性豊かな7店舗で構成される「ODORiBA(オドリバ)大通バル」(商標登録出願手続き中)を展開する。
「昼飲みもできるバル街」をコンセプトに、ランチや夜食など多様なシーンで利用可能な新しい食空間を提供する。
フロア内の壁一面に、4plaの内装材をアップサイクルしたアートを掲示し、過去(4pla)と未来(4PLA)が交わる空間を演出する計画だ。
1階は物販、2~3階は物販・飲食店舗の出店を予定している。
また、札幌市民、来街者やワーカーなど多様な人々の「新しい活動の場」となることを目指し、1階と3階に誰もが気軽に利用できる共用空間「まちのリビング」を設ける。
1階「4PLA SPOT」(4プラ スポット)は、札幌市電「西4丁目」駅の正面に位置し、カフェスタンドが隣接した空間。3階は、壁面・天井の植栽や床一面の人工芝、アート作品、道産の木材から製作した什器などに囲われた、冬季でも公園のように気分転換やリラックスできるスペース、まちのリビング「4PLA PARK」(4プラ パーク)となる予定。
さらに、外周部は屋外テラスとなっており、利用者に多様な居場所を提供。4丁目十字街に対して、商業施設のにぎわいを演出する。
■計画概要
事業主:鹿島建設
所在地:札幌市中央区南1条西4-1-1
主要用途:地下1階~3階:飲食・物販・サービス店舗 専有面積1760m2
4~13階:オフィス 専有面積9969m2
敷地面積:1472m2
延床面積:1万8905m2
構造規模:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、地下2階・地上13階建
交通:市営地下鉄南北線・東西線・東豊線 「大通」駅 徒歩1分 地下直結
札幌市電「西4丁目」駅 徒歩1分
さっぽろ地下街ポールタウン直結
設計・施工:鹿島建設
工期:2023年3月着工、2025年3月完工(予定)、2025年春開業(予定)
公式WEBサイト:https://4pla-sapporo.com
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