高輪ゲートウェイシティ/27日に駅ナカのカフェなど一部店舗がオープン
2025年03月26日 17:37 / 店舗レポート
JR東日本が進める高輪ゲートウェイ駅直結の大規模開発「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」は3月27日、カフェなどがオープンし一部開業する。3月25日には先行オープンする店舗がメディアに公開された。
JR高輪ゲートウェイ駅構内には、飲食店・スイーツ店を運営するCLASSIC.incが、カフェ、シュークリーム専門店、ティーサロンの3ショップをオープンする。
コンセプトは「STAY with VALUE」とし、駅を「通り過ぎる場所」ではなく「過ごす場所」と定義する。
まず、2階の改札内には「MAISON CLASSIC CAFE」が出店。コーヒーや店内製造のジェラートのほか、ホットドッグやサンドイッチを販売する。
さらに改札を出て、3階に行くとクラフトシュークリーム専門店の「MAISON CLASSIC FACTORY」とティーサロン「MAISON CLASSIC SALON」が向かい合って出店。
「MAISON CLASSIC FACTORY」では、シュークリームの販売のほかに「MAISON CLASSIC CAFE」で提供するパンや、「MAISON CLASSIC SALON」で販売するパンケーキの製造も行う。
「MAISON CLASSIC SALON」は昼はパンケーキや紅茶、夜にはカクテルやおつまみを提供。駅構内でありながら、ゆったりとした時間を過ごすサロンという位置づけだ。
また、駅構内では2階の改札外に、イベントスペース「マチアイ」もオープンする。5月6日までは高輪駅周辺のパンやスイーツなどを取りそろえて販売する。
また、高輪ゲートウェイシティの2階部分に、2025年3月27日~7月31日までの期間限定で、ナイトミュージアムバー&クラブ「ZERO-SITE Takanawa Gateway」がオープンする。
700人収容可能なイベントスペースとラウンジに、3つのバーを併設。平日夜はナイトミュージアムバー、週末はミュージックバー&クラブとなる。
高輪ゲートウェイシティ内に構えるルミネの商業施設「NEWoMan Takanawa(ニュウマン高輪)」は、秋の全面開業を前に「ブルーボトルコーヒー」と「ニコライ バーグマン」が先行オープンする。
THE LINKPILLAR 1(SOUTH2階)に出店する「ブルーボトルコーヒー」は、「タイムレス」をコンセプトにしたカフェスタンドとしてバリスタが丁寧に淹れるスペシャルティコーヒーを提供。グルテンフリーの新メニュー「バナナパウンドケーキ」を販売するほか、カリフォルニアのバッグブランドと製作した復刻アイテム「リユーザブルバッグ(シルバー)」を高輪カフェで先行発売する。
THE LINKPILLAR 1(North2階)に出店する「ニコライ バーグマン」は、高輪の空間やコンセプトをイメージした高輪限定のフラワーボックスアレンジメントを展開。また、ギフトやお土産にも最適なXSサイズ(9cm×9cm)のプリザーブドフラワーボックスも限定販売する。
エリア内には、自動走行モビリティを5台配置。人が乗ると自動運転で回遊する。今後は台数を増やしていく予定。
このほかにアプリで注文した商品をオフィスなどに届けるデリバリーロボットが施設内を走行する。
■TAKANAWA GATEWAY CITY
https://www.takanawagateway-city.com/
取材・執筆 比木暁
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