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リネットジャパン/ネットリユース事業者、東京マザーズへ上場

2016年12月20日 16:20 / 経営

ネットリユース事業などを展開するリネットジャパングループは12月20日、東京証券取引所マザーズに上場した。

上場に伴い発表2016年9月期決算は、売上高37億2900万円(前年同期比15.6%増)、営業利益1億5000万円(31.8%増)、経常利益1億7100万円(60.3%増)、当期利益1億4900万円(55.8%増)となった。

グループは「宅配リサイクルで世界を変える」を企業理念に掲げ、「NETOFF」ブランドのネットリユース事業と「ReNet」ブランドであるネットリサイクル事業を展開しており、各事業共にさまざまな施策の下、事業拡大に注力した。

ネットリユース事業では、顧客ニーズを反映したサービスサイトの改善によるリピート率の向上や、楽天、ヤフーショッピング等のインターネットショッピングサイトへの出品による販売チャネルの多様化を進めることで、新たな需要獲得にも注力した。

買取繁忙期における広告宣伝費を中心とする商材獲得コストの適正な投入、粗利率など価格管理面の安定維持、コミックセット品やホビー品など高付加価値商材の取り扱い強化等、優秀なパートタイマーの社員登用など商品センターの人員体制強化と作業効率の向上、常に複数の施策を組み合わせて実施することで、収益構造の強化に注力した。

ネットリサイクル事業への取り組みでは、子会社であるリネットジャパンが、一般消費者から不要となった使用済小型電子機器等を回収して、中間処理業者へ直送するインターネットプラットフォーム型のサービスを全国に展開し、併せて提携自治体数を急激に拡大させており、行政サービスの一環として使用済小型家電製品の宅配回収の告知や普及を着実に進めた。

来期は、売上高42億3600万円、営業利益2億7200万円、経常利益2億7000万円、当期利益2億3800万円の見通し。

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