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玩具市場/2016年は0.7%減の6364億円

2017年01月10日 13:30 / 経営

矢野経済研究所は1月10日、玩具市場に関する調査(2016年)を発表した。

調査によると、2016年度の国内玩具市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、主要9品目で前年度比0.7%減の6364億円、テレビゲームを除いた主要8品目では1.4%増の3514億円と予測する。

テレビゲームは縮小基調とみるが、主要8品目の玩具に関しては、全般的に定番商品が好まれる傾向が続いていることから、拡大推移を予測する。

2015年度の国内玩具市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、主要9品目で1.3%減の6407億円、テレビゲームを除いた主要8品目では1.3%増の3467億円だった。

主要9品目における縮小の要因はテレビゲーム専用機用ソフトウェアの不振が挙げられるが、主要8品目については一部に大ヒットキャラクターの勢いが沈静化したことの影響が出ているものの、全般的には定番商品に支えられて堅調に推移した。

調査における玩具市場とは、電子玩具、模型・ホビー、男児玩具、女児玩具、ゲーム類(アナログゲームなど)、季節物・雑玩具、基礎玩具(知育・乳幼児玩具、ジグソーパズル、ブロック類など)、ぬいぐるみ、テレビゲームの主要9品目を対象とした。

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