あらた/2020年3月期、売上高7600億円、経常利益100億円の中計

2017年05月09日 12:40 / 経営

あらたは5月9日、2018年3月期から2020年3月期を期間とした中期経営計画を発表した。

最終年度の2020年3月期に売上高7600億円、経常利益100億円、当期利益60億円、ROE9%台を目指す。

2017年3月期の実績は、売上高7046億円、経常利益78億円、当期利益48億円だった。

あらた設立からの15年間は、収益向上・業務改革・統合統一を主軸とした次世代型卸商社のための経営基盤の強化を行ってきたファーストステージと位置付けた。

これからはセカンドステージとして、10年・20年先を見据えて、卸商社の新たな可能性を追求する。

「モノをつなぐ、コトをつなぐ、ココロをつなぐ」を、新中期経営計画のメッセージとして、更なる成長戦略を描く。

ファーストステージでは、次世代型卸売業のための強固な経営基盤を築き上げた。しかし現状に満足することなく、企業として更なる飛躍を目指す。

刻々と変化する社会環境・市場環境にタイムリーに対応すべく、従来の卸という枠組みを超え、卸機能の幅を広げながら新しい取り組みに積極的に挑戦し、サプライチェーン全体のリーダーシップをとれる企業へ進化する。

目の前の目標や課題だけを追いかけるのではなく、10年・20年先の我々の「あるべき姿」を見すえながら、営業機能・物流機能・システム・グローバル化への積極的な投資を行う。

未来のあらたグループを担える人材育成にも注力する。

収益力・財務体質の強化のほか、スピーディな変化対応力のある組織体制への変更を実施する。

あらたグループとしてのシナジーを発揮すべくグループ会社間の連携強化にも取り組む。

CSRへの取組強化や事業継続計画(BCP)についても継続して推進する。

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