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ファーマライズHD/製薬企業向け営業支援システム会社を子会社化

2017年06月08日 20:09 / 経営

cホールディングスは6月8日、ミュートス(大阪市中央区)の全株式を取得し、完全子会社化を決めた。

ミュートスは、製薬企業に特化したMRに対する営業支援システムの企画・開発・運用(SFA/CRM)とインターネット関連システムの開発、企画運営とプロモーションサービスを手がけている。

特に、製薬企業向け営業支援システムは19社に導入した実績を有し、今後は現在の経営基盤を基に、ソフト開発から高付加価値な情報の提供に重点を置き、医薬プロモーション領域と営業支援・プロモーション領域を活かしたマーケティング事業の拡大に注力していく計画。

ファーマライズの持分法適用会社のメディカルフロントは電子お薬手帳と医薬品データベースの開発・運用を手がけており、ミュートスの完全子会社化により、これら医療用ソフトウェア開発の拡大・効率化が見込める。

ミュートスの保有するシステム開発・データ分析・データベース設計におけるノウハウとグループが保有する商材と情報を活用した新たなビジネス機会を創造していくことで、健康保険制度外事業の拡大を目指し、グループの企業価値向上に反映させて行く考え。

ミュートスの発行済株式の100%を3億200万円で取得し、子会社化する。

■ミュートスの概要(2017年3月31日現在)
本店所在地大:阪府大阪市中央区久太郎町2-2-7
代表者:代表取締役社長佐藤正晴
事業内容:製薬企業等向けのシステムインテグレーション事業、業務アプリケーション(クラウドサービス)事業及びプロモーションサイト構築等のプロモーション事業
資本金:9210万円
設立年月日:2006年8月11日
従業員数:44名
2017年3月期の業績:売上高5億2839万円、経常利益1386万円、当期純利益5704万円

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