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イオンモール/カテゴリー特化型の編集ゾーン「モールinモール」導入

2017年07月05日 14:37 / 経営

イオンモールは、新たな国内需要の発掘としてさまざまな取り組みを開始した。

商業施設の淘汰が進展する中、新たに創出される消費マーケットの取り込みを強化しており、既存モールが売上を伸ばした。

イオンモール旭川駅前(北海道)では、近隣の大型商業施設が閉店したことに伴う有力テナントの誘致、既存テナントにおける取り扱いブランド拡充などにより、専門店売上は2ケタを上回るペースで伸長するなど好調に推移した。

カテゴリー特化型の編集ゾーン「モールinモール」の展開など、新たなカテゴリー創出により、潜在的な需要の掘り起こしに取り組んだ。

イオンモール京都桂川(京都府)では、大人の女性をターゲットにしたロビー感覚の新ゾーン「KYOTO KATSURAGAWA BLOOMING」を4月22日にオープンした。

ファッション、旅行、カフェをテーマにしたコンセプトゾーンとして展開、好調に推移した。

新たなMD構築に向けた取り組みとしてローカルテナントの誘致にも積極的に取り組んだ。

3月にオープンしたイオンモール新小松(石川県)では、北陸3県(石川県、福井県、富山県)に本社が所在する企業のテナント49店が出店、ローカライズ視点でのテナント開拓・育成を進めた。

既存モールの増床・リニューアルを積極的に推進しており、第1四半期連結累計期間では、新規テナントの導入や既存テナントの業態変更・移転等によるモール全体を刷新するリニューアルを8モールで実施した。

前期と第1四半期連結累計期間においてリニューアルを実施した既存28モールの専門店売上は5.7%増と堅調に推移した。

11モールの新規オープン、8モールの増床リニューアル、35モールのニューアルを予定する。

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