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ムーミンバレーパーク/20億円で4.7万m2の用地を譲渡

2017年07月14日 11:20 / 経営

フィンテックグローバルは7月12日、埼玉県飯能市で開発を進めているムーミンバレーパークの用地約4万7000m2を20億円で、譲渡すると発表した。

ムーミンバレーパークの不動産の保有と管理などを事業目的とする飯能地域資源利活用合同会社(地域SPC)へ、ムーミンバレーパーク用地を譲渡するもの。

<不動産流動化後のスキーム>
不動産流動化後のスキーム

地方創生に資する不動産の流動化を目的とした施策。流動化のための特別目的会社である地域SPCの総資産額は、ムーミンバレーパーク開業時に75億円超となる見込み。

これまで、北欧のライフスタイルを体験できるゾーン「メッツァビレッジ」の土木工事、ムーミンの物語を主題としたゾーン「ムーミンバレーパーク」の建設工事に着工している。

建設予定地の地元自治体である飯能市と「地方創生に関する基本協定」を締結していた。

地域SPCは、ムーミンバレーパーク開業後、ムーミン物語に建物、敷地を一括して賃貸させる定期建物賃貸借予約契約を締結している。

用地の譲渡のほか、連結子会社のフィンテックアセットマネジメントが地域SPCと不動産特定共同事業契約を締結し、不動産の管理を受託すること、連結子会社であるムーミン物語が、地域SPCと匿名組合契約を締結し、地域SPCに対して匿名組合出資をする。

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