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第一興商/名古屋の居酒屋で食中毒事故

2017年08月16日 09:00 / 経営

第一興商は8月11日、自社が運営する店舗「鮮や一夜名古屋太閤通口店」において、食中毒が発生したと発表した。

同店舗と同一厨房を使用し営業を行っているビッグエコー名古屋太閤通口2号店は8月10日付で、所轄である名古屋市中村保健所より営業禁止処分を受けた。

8月4日、「鮮や一夜名古屋太閤通口店」において、8月1日に宴会コースを利用したグループ客29人のうち15人のお客に食中毒の疑いの症状が発症している旨、所轄である名古屋市中村保健所から連絡があった。

その後、名古屋市中村保健所による調査の結果、お客の共通食は該当施設の食事のみであること、お客と調理従業員の検便からサポウイルスが検出されたこと、お客を診察した医師から食中毒の届け出があったことから、名古屋市中村保健所が「鮮や一夜名古屋太閤通口店」が提供した料理が原因であると判断した。

再発防止策として、発生店舗の厨房設備・店舗設備の徹底清掃と個別指導を実施。調理従事者に対する衛生マニュアルに基づく手洗いの再徹底指導をする。

自社とグループ店舗への事例共有、指導の徹底や食中毒の予防とまん延の防止のための指針とマニュアルの整備、食中毒予防に特化した教育研修を実施するという。

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