イケア/商品886点を値下げ、平均値下率22%
2017年08月24日 16:50 / 経営
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イケア・ジャパンは8月24日、886品目の人気商品を「NEW LOWER PRICE」として値下げすると発表した。
同日から622品目を値下げし、冬と来春にかけて残りを値下げする。
値上げ率の最も大きい商品は、IVRIGグラスで税込149円が69円となり、値下率は54%。
そのほか、シーヴィック2人掛けソファ3万9990円が2万9990円(値下率25%)、ストゥヴァロフトベッドフレームデスク&収納付き5万9990円が4万99990円(値下率17%)などを販売し、平均値下率は約22%となる。
同日、都内で会見したヘレン・フォン・ライス社長は「人気商品であるほど大量生産が可能となり、製造過程やパッケージング、輸送にかかわるコストが効率化され、値下げをすることが可能となる。日本の景気は緩やかに回復しているが、よりお買い得に商品を販売することで消費を活性化したい」と述べた。
イケア・ジャパンは2009年に、愛知県弥富市に物流センターが稼働しことをきっかけに、約1450品目を平均で約25%の値下げを行っている。
年間を通じて、個別商品ごとの値下げを行っているが、数百点を対象にした一斉値下げは、日本では2回目となる。
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