伊藤園/佐賀県で茶産地育成事業を開始
2017年10月17日 19:53 / 経営
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伊藤園は、耕作放棄地などを積極的に活用して新たに大規模な茶園を造成、「お~いお茶」専用茶葉などの茶葉を生産してもらう新産地事業の展開地区に、今年より佐賀県(太良地区)を加えた。
国産緑茶(荒茶)生産量の約4分の1を扱う同社は、「茶産地育成事業」を通じて高品質な国産緑茶原料の安定調達や生産の効率化などに取り組んでおり、その茶園総面積は1200ヘクタールを超えている(2017年4月末)。
茶畑づくりから始める「新産地事業」は、2001年より宮崎県都城地区で開始し、大分県、鹿児島県、長崎県の各地で「お~いお茶」専用茶葉などの茶葉を生産している。
今回新たに佐賀県が加わることで、「新産地事業」の展開地区は5県7地区に拡大した。契約栽培と新産地事業を合わせた「茶産地育成事業」の茶園総面積を2018年4月末に1400ヘクタール、将来的に2000ヘクタール規模を目指している。
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