流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ピックルス/外食・小売事業参入、子会社設立し飯能市に複合施設

2019年02月06日 16:10 / 経営

ピックルスコーポレーションは2月6日、新たに100%子会社を設立し、外食事業と小売事業を開始すると発表した。

<施設イメージ>
施設イメージ

新会社の名称はOH(仮称)で、資本金は5000万円、飲食店の運営、食品などの販売を行う。

グループの商品を活用した外食事業(レストラン・カフェ)と小売事業(漬物、甘酒、調味料等の販売)の実施、そのための設備投資を埼玉県飯能市において計画している。

日本の食文化は発酵食品とともに育まれてきた。「発酵の力で豊かな心と体が育つ場所」をコンセプトに、手間暇かけてじっくり醸し出される本物のおいしさ、発酵・熟成の奥深さ、楽しさを体験できる様々な OH!!!を発信する。

飯能市を中心とした埼玉県の生鮮、加工品などの販売、施設内でのイベントを通して、地元にも貢献する計画だ。

ショッピング棟、レストラン棟、カフェ棟、ワークショップ棟の4棟を計画している。

投資額は概算で7億円、事業の具体的な開始時期などは確定した段階で開示する。

ショッピング棟では、発酵・熟成・国産・無添加にこだわった漬物や惣菜などに加え、地元の採れたて野菜をはじめとした埼玉県内の名産品や雑貨類などを販売。

レストラン棟では、地元食材を使用し、発酵・熟成・国産・無添加にこだわった料理を提供する。

1977年の会社設立以来、浅漬の味を育みながら、これまでになかった新しい感覚を食卓に持ち込み、多くの人々に愛される商品づくりを展開してきた。

「ご飯がススム キムチ」など、長年にわたり消費者から支持を得た商品をラインナップに加え、惣菜製品なども展開してきた。

近年は乳酸菌の研究に注力し、「やさい糀甘酒」などの独自の乳酸菌 Pne-12(ピーネ 12)を活用した新商品の開発やECサイトによるBtoC事業への取組みを開始している。

今後の更なる当社グループの成長を見据えて、BtoC事業を強化するため、子会社において新たな事業である外食事業と小売事業を開始するという。

施設概要
所在地:埼玉県飯能市飯能1333(予定)
敷地面積:9952m2
建物:鉄筋2階建1棟、鉄筋平屋1棟、木造平家建2棟

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧