ユニー・ファミマHD/PPIH株式追加取得、持分法適用会社化の方針継続
2019年08月19日 17:00 / 経営
ユニー・ファミリーマートホールディングス(UFHD)は8月16日、ドン・キホーテなどを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の株式を追加取得すると発表した。
現在、UFHDはPPIH株式4.88%を取得しているが、PPIHとの提携関係をさらに強化するため、株式を追加取得するもの。市場動向を見極めつつ、今後1~2年をかけて議決権に対する割合が最大15%となる水準までの取得方針を決議した。取得金額は開示していない。
追加取得分は、5.12%~10.12%で、議決権ベースで10%~15%の追加取得を目指す。15%以降については、追加で株式を取得することを否定するものではなく、別途判断する。
UFHDは、2018年10月にPPIH(旧ドンキホーテホールディングス)株式の20.17%を公開買付けで取得し、持分法適用会社化することを表面していたが、PPIHの株価上昇により、0.02%しか取得できなかった。
そのため、PPIHの持分法適用会社化を見送り、PPIHもUFHDからの役員派遣を見送っていた。UFHDは、「中期的にPPIHを、持分法適用会社化する方針については、従来から特に変更はなく、今回の買い付けもその一環」とコメントしている。
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