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新日本SM同盟/スポーツクラブ運営・外国人技能実習生の活用で連携

2019年10月07日 16:10 / 経営

アークス、バローホールディングス、リテールパートナーズで構成する新日本スーパーマーケット同盟は10月7日、同盟発足から10カ月が経過したことを受け、提携進捗状況を発表した。

2019年1月に提携推進委員会をスタートさせ、傘下に「商品分科会」「運営分科会」「間接部門分科会」「次世代領域開発分科会」を設置した。

運営分科会では、資材・備品・什器などの共同購入、店舗開発、店舗運営、物流やセンター運営のノウハウの共有、スポーツクラブ事業などの小売周辺事業の共同展開など検討している。

<スポーツクラブアクトスWill_G>
スポーツクラブアクトスWill_G

これまでに、バローホールディングスのスポーツクラブ事業で展開するフィットネスジム「スポーツクラブアクトスWill_G」をアークスグループのテナントとして、またリテールパートナーズではフランチャイズ運営で新規出店した。

11月1日付で、ラルズが運営する札幌市の「パストラル星置」と「スーパーアークス新琴似店」の敷地内に「スポーツクラブアクトスWill_G」がオープンする。

また、11月1日付で、リテールパートナーズの事業会社丸久が運営する「マルキュウ錦見」の跡地を活用して、「アクトスWill_Gマルキュウ錦見」がオープンする。

間接部門分科会は、人材採用や人材教育に関するノウハウの共有、バックオフィス業務の共同研究などを担当する。

これまで、外国人技能実習生の採用・活用について、同盟各社の経験・ノウハウを融合し、起用管理団体の集約を通じて採用力の強化とあわせ管理コストの低減も実現した上で、多くの外国人技能実習生の方々に活躍の場を提供した。

外国人技能実習生の新規採用分から管理団体を集約し、管理団体と企業との役割分担を明確化し、コストの見える化を図った。今後、物流センターだけでなく、店舗も含めて就労機会を拡大する。

取り組みにより、技能実習生採用先の多様化につながり、より安定的な採用が可能となる。外国人技能実習生が安心して就労出来る環境を提供するとともに、コストの見える化、研修の内製化により不要な経費を削減する。

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