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新日本SM同盟/スマートフォンPOSの実証実験を開始

2019年10月07日 16:20 / IT・システム

アークス、バローホールディングス、リテールパートナーズで構成する新日本スーパーマーケット同盟は10月7日、提携進捗状況を発表し、次世代領域開発分科会で、スマートフォンPOSの実証実験を開始すると公表した。

<スマートフォンPOS>

11月から約1カ月間、丸久が運営する山口県周南市の「アルク秋月店」(売場面積987.76m2)で、実証実験を行う。

スマートフォンPOSは、スマートフォンを使ったセルフ決済システムで、レジメーカーと協力し、レジ省力化の実証実験を実施する。

深刻化する労働人口の減少と人件費の高騰に対応すると同時に、お客によりスマートでスピーディな新しい購買体験を提供する。実証実験は可能な限り制限事項を無くし、より実運用に近い形でお客に「スマートフォンPOS」を体験してもらう。その結果を定性的、定量的に分析し、今後の取り組みにつなげる。

スマートフォンPOSの導入で、お客のレジ待ち時間が減少するほか、少ない投資額でチェックアウト業務の省力化につながることを目指す。

次世代領域開発分科会では、カード事業の共同研究や統合に向けた検討、金融、決済事業に係る共同運営の検討、スマートストア(次世代型店舗)など新しいテクノロジー対応への共同研究などを行っている。

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