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コープさっぽろ/宅配の配送センターを地域コミュニティに

2019年11月19日 14:40 / 経営

コープさっぽろは11月23日、札幌市豊平区の宅配システムトドック西岡センター内に「トドックステーション」を新たにオープンする。

<トドックステーションのイメージ>
トドックステーションのイメージ

トドックステーションとは、コープさっぽろが運営する、地域のコミュニティスペース。コープさっぽろのイベントだけではなく、外部団体や個人のイベント主催者へも無料で開放し、地域の人々も利用できる環境を提供する。

組合員から譲り受けた絵本やおもちゃなどが購入できる「トドックフリマ」を設置し、その収益はみんなで遊べる木のおもちゃの購入費用に充てている。広くて綺麗な室内でのびのび遊ぶ子どもたちを見守りながら、ホッと一息出来たり、気分転換できる多目的なスペースという。

トドックステーションは、地域の人々が集える交流施設として、2016年5月に札幌中央センターにてオープンした。

これまで職員以外の出入りがなかったトドックの配送センターを地域のコミュニティへ進化させる新たな取り組みだったが、入場無料・飲食自由・ベビーケアスペースを完備した空間は子育て世代に受け入れられ、各地から開設希望の声が寄せられるようになった。

現在、全道14センター・2店に拡大し、これまでに延べ7万人以上の親子連れが利用している。

トドックステーション西岡では、壁掛けのおもちゃも設置し、ねんねやハイハイ、よちよち歩きの小さな子どもでも安心して遊べる広い空間とした。授乳室やベビーベッドもあり、ママも安心して利用できるという。

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