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外食産業/新型コロナウイルスで上場企業5割超「既存店前年割れ」

2020年04月02日経営

帝国データバンクは3月31日、上場企業(外食産業)の月次売上高動向調査(2020年2月分)を発表した。

調査によると、集計対象66社のうち、2020年2月の既存店実績が前年同月を下回ったのは35社(構成比53.0%)、上回ったのは31社(同47.0%)となった。

また、全店実績が前年同月を下回ったのは21社(同31.8%)、上回ったのは45社(同68.2%)となった

<既存店売上高の動向>
既存店売上高の動向
出典:帝国データバンクプレスリリース(以下同じ)

同じ外食事業のなかでも、居酒屋業態やインバウンドを取り込んでいた業態が苦戦する一方、ファミリー層向けやテイクアウト可能な業態は、前年同月の実績を上回る傾向が見られた

2020年2月は、うるう年であったため前年よりも営業日数が1日多かったほか、天皇誕生日や日取りの関係で前年よりも土日祝日の合計日数が2日多かったなか、35社は既存店が前年同月を下回った。

新型コロナウイルスの影響で外出自粛が本格化した3月以降は、前年同月の実績を下回る企業がさらに増加することが予想される。

<全店売上高の動向>
全店売上高の動向

既存店売上高は、モスフードサービス15.9%増、松屋フーズホールディングス15.5%増、日本マクドナルドホールディングス14.7%増、日本KFCホールディングス12.8%増が高い伸びを示した。

一方で、うかい11.3%減、力の源ホールディングス6.7%減、ヴィア・ホールディングス6.1%減、ハブ3.6%の落ち込みが目立った。

全店売上高は、NATTY SWANKY41.0%増、ギフト38.6%増、物語コーポレーション36.0%増、串カツ田中ホールディングス31.4%増が高い伸びを示した。

一方で、チムニー11.6%減、グルメ杵屋10.9%減、幸楽苑ホールディングス10.6%減、エー・ピーカンパニー9.9%減の落ち込みが目立った。

調査は、外食事業を展開している上場企業(または上場グループ中核企業)のうち、HPなどで月次売上高をリリースしていることが判明した66社について、2020年2月分の全店実績と既存店実績を集計し、分析した。

直営店とFC店の合計をリリースしている企業は、直営店とFC店の合計値で集計。直営店のみをリリースしている企業は直営店のみの数値を集計した。月次売上高の集計方法等は、リリース企業の手法・方針に準ずる。

上場企業(外食産業)の月次売上高動向調査(2020年2月分)

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