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エブリイ/飲食店に「シェアキッチン」貸出サービス、店舗で商品販売

経営/2020年05月21日

エブリイは5月20日、地元飲食店に向けた新しい取り組み「シェアキッチン」の貸し出しサービスを開始した。第一弾として、広島県福山市内の日本料理「四季百彩 きしょうぶ」との取り組みを進める。

今後、地元飲食店やテイクアウト許可を持たない事業者、これから飲食店の開業を目指す人などに「シェアキッチン」を提供することで、実店舗を持たなくても製造調理ができ、エブリイで商品を販売できる仕組みを構築する。

<シェアキッチンの仕組み>
シェアキッチンの仕組み

新型コロナウイルス感染拡大を受け、エブリイでは3月に「地産地消!地元飲食店様盛り上げ隊プロジェクト」を発足した。

「地元飲食店の力になりたい」「地域密着企業として、何か力になれることはないか」という想いで、4月以降地元飲食店に向けて「期間限定の出店スペース無償貸し出し」や「エブリイ店内での惣菜・弁当出品受け入れ」を実施してきた。その取り組みの過程において、「テイクアウト販売の許可取得のハードルが高く、商品の出品が難しい」という声があった。

そこで、地元飲食店が抱える課題を共に解決し、更に、この地域に「美味しいの“輪”」を広げていくために、今回、地元飲食店や、これから飲食店の開業を目指す人等に、「シェアキッチン」の貸し出しをすることになった。

きしょうぶは、新型コロナウイルスの影響を受け、4月22日から5月6日まで店舗を休業し、休業中は一部テイクアウト注文などに対応していた。

5月7日から店舗営業は再開したが、広島県の方針により、「酒の提供は夜19時まで」「店舗営業は夜20時まで」という制約もあり、引き続き厳しい状況の中営業をしている。そこで、5月20日に、黒毛和牛カレー(価格:700円予定)を調理し、その後エブリイ緑町店店頭で同商品を販売する。

今後、「シェアキッチン」の貸し出しにより、実店舗を持たなくても製造調理ができ、エブリイで商品を販売できる仕組みを構築する。調理施設に加え、販売先も確保することで、料理の腕に自信がある人が安心して自慢の逸品を製造・販売できる環境づくりを目指す。

また、今後新たに飲食店の開業を目指す人へは、多額の開業初期コストや開業までの時間をかける必要がなくなるため、実店舗を構えなくても、自慢の逸品を製造・販売することできる。

飲食事業は、廃業率が高く、閉店後の物件処理リスクや、一度構えた店舗から動けず拘束的な働き方になってしまうリスクを抱えていると言われている。

「シェアキッチン」を展開することで、これまで飲食事業に関わる人々が抱えていた課題への解決を共に模索し、新しい「飲食店づくり」を目指し、地域に「美味しいの“輪”」を広げたいという。

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