くら寿司/東京・大阪の全店舗で「感染防止宣言ステッカー」取得
2020年08月05日 13:40 / 経営
くら寿司は8月5日、「新型コロナウイルス感染拡大防止」のガイドラインを遵守する店舗向けに東京都や大阪府が発行するステッカーを取得したと発表した。
8月12日から、東京都内および大阪府内の計104店舗にて掲示。新型コロナウイルスの感染が再び広がる中、感染防止対策に徹底して取り組む店舗の証明として活用することで、顧客により安心して利用してもらえることを期待している。
東京都が発行する「感染防止徹底宣言ステッカー」は、都が業種ごとに定めたガイドラインに従って感染防止対策を実施している店舗に交付されるもの。
また、大阪府が発行する「感染防止宣言ステッカー」は、各業界団体が定めたガイドラインの遵守に加え、店舗で取り組む感染防止対策事項の掲出や「大阪コロナ追跡システム」の導入協力が求められている。
ガイドラインには、実施すべき感染防止対策として、顧客と従業員の手指消毒の徹底、人との接触機会の低減などが定められている。
同社では、「レジ前の遮断抗菌カーテン」、「テーブル間を遮断する抗菌シート」、「全店舗へのアルコール消毒液」の設置、「テーブル清掃時の徹底したアルコール消毒」などの感染防止対策を、5月15日までに全店で導入した。
加えて、飛沫の付着を防ぎ、カバーに触れることなく商品を出し入れできる防菌寿司カバーを2011年から導入。7月27日より、さらなる安全性向上を目指し、「カバー自体の抗菌化」や「紫外線照射によるカバー表面の殺菌」の導入も進めている。
なお、同様の仕組みを導入している府県でも対応していく予定だ。
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